オーバー・フェンスのレビュー・感想・評価
全93件中、21~40件目を表示
オダギリジョー、蒼井優、松田翔太の演技は好きなんだけど、何とも言え...
オダギリジョー、蒼井優、松田翔太の演技は好きなんだけど、何とも言えないまとまりの無いストーリー。奇妙な効果音。何かちょっとした事ですぐ精神の安定感を失うような人たちばかり。自分の事わかって欲しいけど、どうせわかってもらえないんだぁ…みたいな諦め。
まあまあ面白いんだけど妙な映画でした。
登場人物が面白い
日常を切り取ったようなリアルな描写が多く、函館の雰囲気が伝わる作品だった。
役者も自然な演技で、特に勝間田役の人は味があり印象に残った。
強いて言えば、訓練学校で森が暴れるシーンは少し演技が無理やりに感じて気になった。
キレてないよからの「今のうちにたくさん笑っといた方がいいよ.......
キレてないよからの「今のうちにたくさん笑っといた方がいいよ.....ただ生きてるだけになる」刺さる言葉。
魚見る?ジャジャーン
てっきり金魚でも見せてくれるのかと思った。
人と人の距離の取り方だったり、つくり笑顔とかぎこちない感じが期間限定の職業訓練という場の雰囲気すごいでてた。訓練校に通う生徒の様子は会話とかも含めてリアリティあったが、先生のほう刑務所じゃあるまいしこんな奴いなくないかとは思った。
最後はフェンス越え。
ほんとの笑顔。蒼井優はさすがである。
気が狂いそうで泣き出した事がある
私はそんな事が何度かありました。
だからといって今が不幸ではないし、気は確かです。
多少は世間ずれしてるとは思いますけどね^_^;
余計な前置きが長くなりました、
こんな私がお勧めいたします。
どんなでもいい、恋がしたくなりました。
独特の世界観
人と出会い、誰かを壊し、誰かに壊され。
そんな日常で生まれる越えなくてはいけないもの。
理解したいけど若さ故まだ私のちっぽけな脳みそでは理解しきれず。ただ不思議な世界観に引き込まれる感じはしました。
BGMの影響もあるのか、あのジトーっとしてモヤモヤする独特の雰囲気がなんとも言えない気持ちに。
最後まで観てあぁなるほどと。
いいあんばい
さとうやすし?さん?原作の映画を偶然立て続けに観ました。「そこのみにて光り輝く」「海炭市叙景」とこれ。監督がこの監督で良かったと思います。少し暗さが和らいで、オッサンにはちょーーーどいいあんばいでした。
ただ退屈な映画
冒頭から退屈で、ありきたりな会話で、下手な演技ばかりで、映像の工夫もない、邦画がダメな典型みたいな映画だ。現代を捉えてようが、リアルだろうが、面白くなければ映画じゃない。ドキュメンタリーでたくさん。
蒼井優がうまい。それだけの映画でしかない。
ありふれた奇跡
多くの人が今日も過ごしたであろうありふれた日常、誰もが一度は身を置いたであろうささくれた日々、そういった平易なシーンを淡々と描いています。
人によっては物足りないと感じる映画ですが、今日を生きるためにこういったものを必要とする人も間違いなくいるだろうなと思った。
作中に登場する人物には善人も悪人もいない。みんな何%かは正しいし、何%かは間違ってる。特別な希望もなければ、凄惨な絶望もない。それが我々が今いる日常で、おそらく製作者が言いたかったこと。
「特別にならなくていいんだよ」と。
ただ最後に一つだけささやなか奇跡が起こります。それこそが二人の未来を繋ぐであろうオーバー・フェンスでした。
over the fence
暑い函館の夏 閑散とした街中と海岸沿い 函館弁 その一角にある職業訓練校の社会不適合だがまあまあいい奴ら達 最初塀の中かと思ったら職業訓練校だった
ホームランを打てばフェンスを越えていける しかし誰もがホームランを打つことはできない ホームランは特別なことでなくてもいい 自分の内面に起こる小さな変化をホームランと呼ぶことも出来るのだ
オダギリジョーの横顔
まだ見ていない方への参考としてですが、物語は淡々と進んでいく感じで何かすごい事が起こるわけでもない、内容こそ違いますが「永い言い訳」や「ゆれる」などのようなリアルな日常を描いた映画のように思います。
ジャケットから連想するような恋愛映画ではありません。キュンキュンを求めている方は注意です(笑)
感想ですが、とても良かったし、役者さんがみんな素晴らしかったです。
オダギリジョーさんが若い女の子に言い放つセリフの横顔のシーンとか最高すぎました。
みんなが何かを抱えている、壊れているのはどちらか、他とは違うという孤独感や疎外感。そんな事を感じながら観ました。
女優魂
ここしばらく観てきた映画の中では、難役という点では最右翼のヒロインではないだろうかと思った。蒼井優の女優魂、これに尽きる感じがする。典型的な躁鬱気質のキャバ嬢であるが、本人も言うとおりまさにぶっこわれた、そして極めて激しい恋情、感情を持つ、もはや手のつけようがない女性である。この凄演に感化されたかのようにオダギリ、松田、満島、そして優香までが怪演の連続。久しぶりの、俳優を観る映画だと思った。
どん底からのフルスイング
妻に見放され、故郷の函館で失業保険で生計を立てながら職業訓練校に通うだけの日々を送る男。
知人に連れられたキャバクラで出会った風変わりなホステスの女。
共に孤独と苦悩を抱える男と女は惹かれ合うが…。
佐藤泰志の小説を山下敦弘が映画化。作者の「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」に続く“函館3部作”の最終章。
先に映画化された2作も本作も、なかなかに万人受けするものではない。
不遇のまま命を絶った作者の胸の内が痛いほど作品に反映されているからであり、と同時に、どん底の中の希望の光がいつもながら美しく、強く胸を打つ。
自分は職業訓練校に通った事は無いが、就職に苦労し、それまで何をやっても上手くいかない時期があったので、彼らの姿や境遇に少なからず痛感するものがあった。
オダギリジョーの抑えた演技もさることながら、蒼井優の熱演に圧巻。
自由奔放。人前で鳥の求愛ダンスの物真似をする大胆さ。
突然にヒステリックに大声で泣き叫ぶ危うさ。
とてもとても好きになれるような性格ではないが、その感情の激しさは彼女個人だけではなく作品そのものを体現していたと思う。
やがて白鳥は飛び立つ。
ツーストライクツーアウトからのフルスイング。
フェンスを超えて、青白い空の下へ。
監督が好きで見ました。かなり奇人なサトシがとても可愛かった。全体的...
監督が好きで見ました。かなり奇人なサトシがとても可愛かった。全体的に淡々とした展開ですが最後はほっこり。
ナンパするのにカラオケ行くより競輪が好きて話するシーンがとても好き。
全93件中、21~40件目を表示