劇場公開日 2015年10月31日

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「Fraternité (フラテルニーテ)」エール! にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0Fraternité (フラテルニーテ)

2022年6月2日
PCから投稿

「コーダ」未鑑賞にて。
先にコッチみちゃった。

フランス行ったことないけど、
フランスぽく、フランスの家族ぽく、フランスの田舎町ぽい
とてもいい映画でした。

こういう映画見ると「障害者」って言葉って
なんて変な言葉なんだろうと思う。
「最強のふたり」でも感じた。
差別とか偏見とか、分かってても
日本(他の国でも)だとやっぱり腫れ物さわるあの感じ。
でも、フランスってあんまり感じないんだよね。
行ったこともないけど。
本当の意味の無差別って「普通」にすることだと思う。
障害者に席を譲ったり、手伝ってあげたり、
傷つきそうな言葉を言わなかったり。
でも、それって健常者とか障害者とか関係なくない?
という感覚、頭で分かってても、なかなか実践できるものではない。

きっと、フランスの「自由・平等・博愛」の精神が
広く国民に根付いているんじゃないかな。
知らんけど。
ちなみにこの「博愛」。Fraternité (フラテルニーテ)って
日本語に最適な言葉はないらしい。
同胞愛とか人類愛とか、特定の誰かじゃなく
全体に対する愛の気持ちみたいな感覚らしい。

にゃろめ