キャロルのレビュー・感想・評価
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ルーニーマーラの可愛さ
内容は私のツボでは無かったので全く感情移入出来ませんでした。
ただ、美しさはよく分かりました。
表情、指先の動き、些細な部分から「相手への想い」が感じ取れたのでその些細な部分を見つけるのが楽しかったです。
しかしルーニーマーラが抜群に可愛いですね…。
レディースデーの昼間に行きましたが、内容が内容だけに何となく1人で観たほうがいいな。と思い1人で観ました。
正解でした。
天から堕ちてきた人、貴方
出てくる女優さんが皆、美しい、キャロルもテレーズもアビーも。
そして、皆綺麗に煙草を吸ってお酒を飲む姿ら見とれてしまいます。
原作を読んだ後に映画を観に行きました。
内容が凝縮されていて、観ていて全てに引きつけられます。
時代背景などから同性愛は認められない、世間から後ろ指指されるだけではすまないだろうということはわかるだけに、二人の恋が幸せとは遠い場所にあるというのがわかります。
ただ、この映画内容、レズビアン女性なら納得できても男性には難しい、理解しづらいところがあるかもしれないと思いました。
キャロルの友人アビーの存在です。
昔、そういう関係を持ったけど、現在は友人としてキャロルを支えている、そして彼女の娘の名付け親でもあります。
娘もアビーおばちゃまと慕っています。
これは夫からしたら面白くない。
いや、わからない感覚だと思います。
ベッドシーンもケイトの体格。肩や腰、体全体の骨格、ラインがきりきりとしまっていて圧倒されました
女同士だけど、思わず男のような逞しさ。
でも、綺麗なんです、ビジュアルが。
勿論、映画全体の景色、流れるような人の行き来とカメラワーク。
少しけだるいレトロチックな音楽が素敵です。
古い映画を観ているようにノスタルジックな雰囲気が味わうことができます。
レズだから、同性愛だからと考えず興味があるなら観てほしい。
そんな映画です。
後半の緊張感が良いね
話題の映画
物語としては淡々と進んでいくため、前半は少し物足りない感じ。
それに対して後半の緊張感は良かった。
何といってもノスタルジックな雰囲気が良く、その時代にはかなりタブーな出来事がうまく表現されている。
ただ、キャロルの愛の方向で中途半端な気が・・・・
そこが良いのかもしれないが。
大人女子と純情女子の美しい恋愛
『キャロル』を観る。おぉ、むちゃくちゃおもしろいぞ‼︎1950年代の女性同性愛のお話。美しい大人のケイト・ブランシェットにリードされて、どんどん惹かれていくあどけない可愛らしさのあるルーニー・マーラーがバッチリ過ぎる。女性同士ということもあって、画面が常に美しい。女性が進出し出した50年代ファッションに身を包んだ女性2人が美しく、可愛らしいのだ。ラブシーンは1回だけだが、そのシーンもとにかく綺麗。若い方のお姉ちゃんが脱がされた時なんか、もう。お互いの駆け引きもドギマギしてしまう。評価は高いものの賞レースには若干乗り遅れてしまっている感じ。それでも助演でルーニー・マーラーは撮って欲しいところ。今作は女性同士の愛のお話なので、男のバカっぷりの描き方がとんでもなく面白い。
陶然
美しくて素敵な愛の傑作です。陳腐な表現ですが。人生の選択と情熱。世代、性別を問わないテーマにひとつの答えを提示してくれます。恋愛や結婚に悩む若人たちにオススメしたいです。
トッドヘインズの作品は初めて触れましたが豊穣な表現力に感銘。
ゴミの様な男しか出てこないところや盗聴のくだりの唐突さなど、後から考えると笑ってしまうけれど、それも含めて恋に落ちました。
ノー情報にて
映画タイトル キャロル
ポスター絵 一枚
町山さんが褒めてたらしいって噂(映画解説は鑑賞後に聞きました)
この3つのみを情報として映画館へ、まあ女性の人生やら友情やらを描いた感動的映画なのだろうと勝手に思い込んだまま着席。
まあね、途中まではね、彼女らが車で旅へ出掛けた辺りなんかね、「おっ、テルマ&ルイーズやんけ」なんて思ってましたよ、綺麗なテルマ&ルイーズ。
がしかし、あ。そっちの映画だったんだね、いやいいんですよ、全然嫌いじゃないし価値の有る映画だったし。
映画館の明かりが灯されたとたん、後ろの女性客や、前のおじさんやらがそう見えてしまった映画体験。
僕もそう思われたで有ろう映画体験
美しい
この作品は綺麗というより美しいと言った方が適切だと思う。どのシーンも絵のように美しく、見惚れてしまう。
キャロルやテレーズのキャラもそれぞれが良く2人が惹かれあっていくのがとても心地よい。人間は美しい物に惹かれ愛するのだなと思った。しかしそれを許さないのが当時の世間であり、現在にもまだまだ存在する。映画 キャロルを見て美しいと感じるだけでなく、愛を阻む現在も存在する壁について深く考えさせられる物語であった。
少女マンガ
まずなによりケイト・ブランシェットが妖艶でかっこいい。
女が惚れる女。
ルーニー・マーラの瞳がきらきらして、まるで初恋のような、新しい気持ちに戸惑いつつも期待している表情が素敵でした。
感情の表現、移行が映像でうまく現れていて、見ながらつい背中を押したくなりました。
あと冒頭に出てきたラストのシーン、
あれは最初はまさかラストシーンだとは思わなかった。
「もう行くわ」「本当に?」というのはそこでまだ気づいてない恋心がざわっとしたのか?!と思ったらもう色々決着がついていたところとは・・・
どこが盛り上がりどころなのかがいまいち分からず、ちょっと眠くなるところもありましたが、線の細いタッチの少女マンガを見ているような気分でした。
もう一度観たいです
いままで一度も「ノー」と言えなかったテレーズが、初めてキャロルの誘いに「ノー」と言えました。
でも最後にはまた「イエス」と……
揺れ動く心の葛藤を見事に演じていました。
ルーニーマーラ可愛くて最高でした。
最後まで観れました。
登場人物の関係か物語の進行とともにりかいできました。最初は主演の二人のきれいな顔にみとれていましたが、後半はどのような展開になるのかを考えながら最後まで観ることができました。個人的には良い終わり方をしてくれたと思える映画でした。
王道の恋愛ものと、自分らしく生きる話
同性愛者への差別問題とかがテーマかと予測していたら、相手が同性であること以外は王道の恋愛ものと、自分を圧し殺さずに生きることについての話だった。
女優さんも50年代の街並みなども本当に綺麗だったし、以外とクールな作風だった気がする。 キャロルは夫や世間の風習に反逆する奔放な女性と思いきや、最後は一人の母として慎重に深く悩んだ行動が有って、本当の強さが見えた。
退屈だけど見入る
金持ちおばさんの謎めいた衝動はもっと破壊的であって欲しかった。
……破壊的ならいいのか?
または、本音に感動したかったが、ぼんやりと霞んだまま見えなかった。
……見えなくてもいいのか?
古き良き時代の雰囲気と、ケイトブランシェットのババロアみたいな顔だけが、印象づけられたが、それだけでは物足りない。
……物足りないからいいのか?悪くはなかった。
ぼんやりした映像で、行動指針がハッキリとしなくて眠くなる映画だが、それもまた良しとしたくなるような、衝動に惑わされ言い訳もない女たちの姿の良さがあった、……気がした。
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