ウディ・アレンのバナナ

解説

ウッディ・アレンが監督・脚本・主演を務め、ひょんなことから独裁国家の大統領になってしまった男を描いたコメディドラマ。とある会社の商品検査員として冴えない人生を送っていたフィールディングは、反戦活動家の女性ナンシーと恋に落ちるが、すぐに振られてしまう。傷心のままに南アメリカの独裁国家サンマルコを訪れたフィールディングは、成りゆきから革命軍に身を投じることになり、いつの間にか革命を成功させて大統領に祭り上げられてしまう。無名時代のシルベスター・スタローンが、地下鉄で騒動を起こすチンピラ役で出演している。

1971年製作/アメリカ
原題:Bananas

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映画レビュー

3.5試作型

2021年12月28日
iPhoneアプリから投稿

映像技法とユーモアいう点ではこの頃からウディ・アレンの骨子は既にできあがっていたのだということを思い知らされる一作。

芯のないダメダメ男がひょんなことから間抜けな軍事政権国家で覇権を握り、最後にはかつてフラれた女性とめでたく結ばれる、という本当にどうしようもなくしょうもないお話なんだけど、映像の見せ方が上手いからなんだかんだ最後まで見れてしまう。

冒頭の軍事政権へのインタビューと、ラストのベッドシーン実況はかなりウディ・アレンを感じた。こういうセンスが70年代前半から映画界に存在していたことに驚いた。

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因果

3.5トンデモ大国

2017年4月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

キューバを風刺しているようで、実はアメリカも風刺してるのかな?

今や、トンデモ大国に成り下がってしまったアメリカですが、この時代はまだなんか余裕があるような。アメリカの属国日本もトンデモ大国になってしまったなあ。

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ミカ