劇場公開日 2015年4月25日

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白河夜船のレビュー・感想・評価

全30件中、21~30件目を表示

0.5創り手の独りよがり

2015年6月13日
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鑑賞方法:映画館

「白河夜船」残念ながら「映画」ではなかった。

映画において、カメラは、スクリーンは「窓」でなくてはならない。
その「物語」を「一番良く見える窓」から見つめさせ体感させてくれるのが「映画」だと思っている。

けれど、この作品の「物語」と「こちら側」の間にあったのは「窓」ではなく「撮影する者の目」だった。

特に手持ちカメラでの撮影は、カメラは「こちら側の目」でなくてはならない。「撮影する者の目」が見たものを、「こちら側」に見せるとしたら、それは「映画」ではない。

「撮影する者」の見たいものを「こちら側」に見せることは、創り手のマスターベーションだ。

原作を、井浦新と安藤サクラという才能を創り手が浪費した「綺麗な映像」でしかなかった。

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シーナマサヨシ

3.0原作が大好きで安藤サクラも大好きだけど

2015年5月21日
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自分の中で寺子のイメージが固まりすぎていたのかもしれないけど、正直安藤サクラは違うなって思っていて、観終わってからもやっぱり違うなって感想。
白河夜船の映画化を知ってキャストの名前だけみたときは、安藤サクラは絶対しおり役だと思った。
しおり役だったら自分の中のイメージにドンピシャだった。
ふっくらしていて目を細めて笑う、決して美人じゃないけど雰囲気がある女性、て感じの描写があったはず…。
まあ、そうは言っても、自分の勝手なイメージだから、安藤サクラの寺子が観れて良かったし、谷村美月のしおりが観れて良かった。
あとは、よしもとばななの独特な台詞まわしは、読む分にはすごくいいけど、実際に話すとやっぱり違和感はあった。
でも、この雰囲気の作品だから、そこは原作に忠実で良かったというべきなのかな…。
全体的に色々イメージ違ったなというのが感想になってしまうけど、最後の花火がとても綺麗だったし、真っ暗な闇のなか波が揺れている映像とか、寺子が眠っているときの生活の音とか、そういう映像でしか感じられない部分を、映画で観れて良かったと思った。
…個人的すぎる感想ですみません。

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akymnn

3.0今どき珍しいくらい原作に忠実

2015年5月14日
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引越しが多いので、かなりの本は処分してしまったけれど、たぶん、原作本はまだ実家にあると思う。黒い表紙の、シンプルな佇まい。本作は、あの本を久しぶりに棚から取り出し、読み返したような気持ちを味あわせてくれた。
確かに、余韻というには長すぎる、間延びしたシーンが全体に多い。70〜80分くらいのほうが、収まりよかったように思う。また、「…だわ」が語尾につく話し言葉だとか、外出時の荷物の少なさだとかも、どこかぎこちなく、現実離れしている。けれどもこれは、すでに現実と虚構のはざまに潜り込んだような物語だ。違和感は確かにあったが、それが、映画自体の持ち味までも失わせているとは感じなかった。
むしろ新鮮だったのは、文字からは聞き取れずにいた「音」だ。聞こえるとも聞こえないともつかないバイブの着信音、寺子の部屋に唯一生活感をもたらす、規則正しい洗濯機の音。ふわふわと流れかねない物語を繋ぎ止める、重要な役割を担っていたように思う。
そして、寺子の親友・しおりを演じた谷村美月の存在。久しぶりに透明感のある役柄で、彼女の魅力が際立っていた。(この頃は、変わった・しっかりものの職場の先輩、といったコミカルなものが続いていたような…)これからも、本作のような役どころをたくさん演じてほしい。主役の二人は、もちろんイメージ通り。あえて言えば、岩永にはもっと後ろ暗い影がほしかったけれど。
花火を二人で見た寺子は、自分の心の穴を埋めるのは自分自身であり、どんな人であっても他人では埋めようがないのだと、くっきり悟ったように思う。そんな覚悟を持った寺子と、無邪気とも覚悟済みともつかない岩永を照らす花火は、原作で思い描いたとおりに美しく、力強かった。
文字でできないことを語ってこそ映画、ということに異論はないが、原作にここまで忠実な本作に、私は好感を持った。

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cma

3.0原作を読んでから見たかった

2015年5月10日
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あらすじを読んでいたので設定は知っていましたが、それだけでは理解しきれず、、。
主人公達の日常をただただ眺めているような感覚で、原作未読だったのでもう少し掘り下げてほしいような気がしました。
朝の回だったのでもともと眠かったのですが、これから見に行かれる方はしっかり目を覚ましてから見た方がよいと思います(笑)

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ぽぽ

3.0感情映画

2015年5月10日
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大好きな『白河夜船』が映画化とのことで
とても楽しみにしていました。

少し生活感があるのに、セリフのリアルさの無さなど…少し私の思い描いたのとは違うんだなあ〜(解釈は人それぞれなので当然ではありますが。)と思い、感情移入できず、なんとも中途半端な感覚で観てしまいました。

この映画は『感情映画』とのことなので、音楽を聴くように、心を委ねるように観たら、もっとこの作品を味わえたのかな…と後から思いました。

しかし、映像化が難しいであろうよしもとばなな作品に挑んで下さったことは嬉しいです!

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のん

3.0原作を知らないのが悪いんだと思いますが

2015年5月8日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

ライカMってカメラも知らないのが悪いんだと思いますが、主人公の眠りにこちらも引き込まれ正気を保つのが難しかったです。
平坦な話でオチもないときたら・・・

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消されるので公開しない

2.5むむむ

2015年5月8日
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鑑賞方法:映画館
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Chisa

2.0よく寝る主人公で、見てるこっちも眠くなったよん。響いてくるものが薄...

2015年5月6日
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鑑賞方法:映画館

よく寝る主人公で、見てるこっちも眠くなったよん。響いてくるものが薄いかな。

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Bee

2.5せめて、せめてオチが欲しい…

雰囲気で観る…てか雰囲気しか無い一本。

行間を読ませる作風は嫌いではないけれど…

それにしても物語が物語らな過ぎる!笑
結論を出さないまま転がり続ける女子トークを、延々と観せられるこの感じ。
そして台詞回しの酷さで更に興醒め…
今時、いや産まれてこの方「わ」を語尾に付けるレイディなんて、文献でしか見たこと無いわ!

しかも最近どうにも「わざとらしさ」と紙一重の、また貴方?な井浦新の演技…

劇伴が一切無かったのには感心したけど…
エンドロールのタイミングがまた調子外れで!涙

総じて奥歯にモノが挟まった様な後味ばかりが残る作品。

安藤サクラの無駄遣いだよ!涙

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レビューも書かない阿呆からのフォローは迷惑千万、好きこそモノのヘタレなれ

2.5よくわからなかった‥

2015年4月25日
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鑑賞方法:映画館
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いつこ