劇場公開日 2015年6月20日

「何のための…」ターナー、光に愛を求めて rie530さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5何のための…

2015年7月22日
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鑑賞方法:映画館

ターナーという画家がいる。家庭的には最低の男。ただ画家としては…というノリなのだろうけれど、まるで説得力がない。あちこちさすらい、画壇と交わり、上流の顧客とつきあう。でも「作品を仕上げる」という描写にそれほど重みを感じない。
役者はブサイクだし、装置も美しくはないし、醜悪な性行為にはまるで意味合いを見出せない。
映画館の椅子が(決して安物ではないのに)妙に座り心地が悪いことも手伝って、ほとんど「見がい」を感じられなかった、残念。長編は決して嫌いじゃないのだけど。

rie530