劇場公開日 2015年4月4日

  • 予告編を見る

「素直に感動出来る」パレードへようこそ 星のナターシャnovaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0素直に感動出来る

2021年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

《お知らせ》
「星のナターシャ」です。
パソコンを買い換えて諸々操作しているうちに
うっかり前のアカウントが引き継げない状態にしていまいました。
前のアカウントの削除取り消しもできないので、

これからは「星のナターシャnova」

として投稿して行きます。よろしくお願いします。
==============

イギリスの労働者映画の名作
『フル・モンティ』、『ブラス!』、『リトル・ダンサー』等に続く
観て笑えて、考えさせられて、最後に感動が押し寄せる映画。

性的マイノリティーを扱った題材でいつも思うのは
相手がゲイだからって、
「すぐに自分が狙われると勘違いするムサい男ども!」
真っ直ぐでストレートなおばちゃん達に
「あんたがそんなにモテる訳ないでしょ!」と一喝!される。
本当に痛快だわ!!

宗教的な事も相まってキリスト教社会では
日本人が思う以上に同性愛者への偏見が激しい。
この手の映画を観るといつもそう思う。

同じ人間同士、共生する道をこの映画は教えてくれる。

社会的弱者だから自分たちは助けられて当たり前!
ではなく、弱者でも自分に出来る事で
誰かのために努力する。
その心がやがては相互理解に繋がる。

こんな風に書くと説教臭く思うかもしれないけど
この映画はそんなところ、微塵も無い。
兎に角楽しい!
本年度私的ベスト5入りは確実です。

星のナターシャnova