劇場公開日 2015年9月5日

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「原作をがんばって映像化した作品」ギヴァー 記憶を注ぐ者 okaoka0820さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0原作をがんばって映像化した作品

2020年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

原作はベストセラーだそう。なるほど。。
物語の大枠はSFなんだけど、発想の軸はどちらかというと心理学より。感情や心が人の世界に及ぼす影響をSFの世界観で物語にしている。作者がなにより大事なものと考えていると分かる。

で、酋長だっけ?あれはおそらく「教祖」と採れる。原作者は宗教観をおそらく念頭にしている。なぜかというと「死」の価値観の置き換えを描いているから。解放だっけ?(うろ覚え)必ず宗教は「死」の解釈を定義する。この場合殺人を肯定する定義だったのでポア思い出したわ。。

というわけで、幅広い知識量と思慮深さを持った原作をがんばって映像化した作品ということになる。色の見せ方とか印象的でよかったと思う。でも、ストーリーより世界観がすべてなので映画としては、なんとも言えない。。

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okaoka0820