劇場公開日 2014年10月4日

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レクイエム 最後の銃弾のレビュー・感想・評価

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3.5漢節

2018年7月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

題材的にも内容的にも特別目新しくは無い。が、
『男たちの挽歌』『インファナル・アフェア』などが好きならドンピシャの、香港ノワール・アクション!

幼馴染みであり、麻薬捜査官のマー、ソー、チャン。
彼らはタイの麻薬王ブッダの逮捕に命を懸け、遂に追い詰めたと思われたが、情報が漏洩し失敗、チャンが犠牲になってしまう…。
5年後、ブッダが絡む抗争が勃発。
左遷させられたマー、出世したソーの前に、死んだ筈のチャンがブッダの組織の一員として現れ…。

まさに香港ノワール・アクションのいいとこ取り!
展開はスリリング。犯罪捜査モノ、潜入捜査モノの醍醐味、面白味。
銃撃、カーチェイスなどアクションは幾度も見せ場を設け、特にヘリからの攻撃はド迫力!
苦悩。潜入捜査官のソーと、彼の身重の妻のドラマは悲痛。
あるシーンの究極の“選択”。生き残るより地獄。
裏切り、復讐。まさかの展開…。
それらも見応え充分だが、だけど本作はやはり、男3人のドラマ。

リーダーのマー、潜入捜査官として常に危険な渦中のソー、板挟みになりながらも間を取り繕うチャン。
3人はそれぞれの立場から何度も何度もぶつかり合う。
しかし一旦ぶつかり合うと…、男ってそういうもんだ。
だからこそ、友を失った時の悲しみ、まさかの再会の衝撃は計り知れない。

チャンが生きていた理由…。ちょっと突っ込まずにはいられない。
そこら辺の和解など、かなり強引。
ブッダとの決着。銃撃の嵐の中を、3人の思い出の歌に乗せて。
コテコテ、ベッタベタ。でもね、こんなにもどっぷり見せられると何も言えなくなるのよ。

何よりも濃い3人の友情。
熱い男気…いや、漢気。
男なら、この漢節に酔いしれろ!

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近大

3.0よくある話かな

2015年6月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

まぁ、可もなく不可もなくかな。潜入捜査のよくある話みたいな。インファナルアフェアを見たときほど、ドキドキハラハラはしなかったなぁ。

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ムクムク

1.5ベニーチャン

2015年5月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

ラウチンワン、ルイスクー。2時間を超える香港映画はロクなもんじゃない。タイまでのくだりはそれなりなのだけれど、あとダラダラ1時間続く。アランマックとか、アンドリューラウとかに比べるとだいぶ良いのだけれど。タイ麻薬王の息子と娘の死に方が滑稽で笑えて、ちょっと香港っぽい。

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ssspkk

3.5仁義なき香港ノワール

2015年3月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「インファナル・アフェア」的なスタイリッシュさよりは、ベニー・チャンらしい派手なアクション風味が強めな印象。主要登場人物の造形もさほど捻じ曲がっておらず思いのほか素直だし。おかげで見やすくもあり、食い足りなくもありといったところ。もう少し、どうしようもない屈託をぐずぐずと描いてくれてたらなあとは思うけれど、そこまで望むのは贅沢というものか。ともあれ、なかなかの拾い物だった。

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lylyco

3.0桃園の誓い

2015年2月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

期待してなかったけど面白かった。
ジャケットに「インファナルアフェア」を継ぐ純正「香港ノワール」と書いていて自らハードル上げてるなぁと思ったけど悪くなかった。ただ、インファナルアフェアとは色が違って銃撃戦なんかはアクション映画な過剰な演出に目が行った。3人の友情と絆、ラストへの伏線も分かりやすくて良かった。ツッコミどころもあったけど、男気全開のアクション映画だと思えば許せた。

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奥嶋ひろまさ

3.0香港!

2015年1月17日
フィーチャーフォンから投稿

単純

興奮

良くも悪くも香港映画って感じ。難しいことは抜きにして懐かしい空気感と判りやすさが良い。香港映画復活の兆しかな?

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Bacchus

3.5男気全開!

2014年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

興奮

この映画は、麻薬組織撲滅に命を懸ける、志と友情で結ばれた3人の警察官の男気溢れる熱いドラマを描く。
香港ノワール物と言うと、「男たちの挽歌」や「インファナル・アフェア」があるが、その系譜を継ぐ本作品には、ラウ・チンワン、ルイス・クー、ニック・チョンという香港人気映画スターたちが揃い踏みしている。
このスター俳優たちが演じるのは、麻薬捜査班リーダー・ティン、潜入捜査官のチャウ、そしてこの2人をアシストするワイ、3人は息の合ったチームワークで捜査を進めていく。
ところが、彼らの捜査線上に浮上したタイの大物麻薬王ブッダを逮捕しようとした矢先に思わぬ綻びが生じて失敗し、彼らは疑心暗鬼と裏切りで信頼も友情も空中分解してしまう。
この大物逮捕劇のシークエンスは、タイ軍隊の協力もあり、スケール大きくど派手に展開していて、前半の山場になっている。
この山場を境にバラバラになった彼らは、夫々の置かれた状況の中で歩み、そして5年後劇的に相見える。
心もバラバラになっていた彼らが衝突し合いながら自分の思いを吐露し、再び分かり合える展開が心に沁みる。
再び固い絆で結ばれた彼らの決死の戦いに言葉はいらない。
硝煙弾雨の中、彼らの意気地と男気が炸裂する。
果たした彼らは本懐を遂げることが出来るのか?
このところ軟弱な男が持て囃される昨今、突っ込み所も多少はあるものの、男臭くて骨太、硬派で渋い男たちのドラマに酔ってみるのも良いかもしれない。

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玉川上水の亀