劇場公開日 2015年5月30日

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「ギターもドラムだ」ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男 Kjさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ギターもドラムだ

2015年11月16日
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昔、小林克也がJBにインタビューした時、やたらと自慢して横柄だったのをよく覚えている。その記憶そのもの印象の冒頭のシーンで私は映画に引き込まれました。何故、JBはあんなに自信家で自尊心が高いのか?その疑問にこの映画は答えてくれない。青年になった時点で既にそのように見える。変な作り話でドラマティックにしたくなかったのでしょうね。純粋に伝記として三者的視点でJBの歴史を描いていく。本人までがいきなり解説口調になるのは驚いたが。製作がミックジャガー。偉大な音楽家の足跡へのリスペクトが底流にあるように思えた。主役は実際のJBより顔もよく、欲も少なそう。でも、十分なりきっていた。実に好演。

Kj