劇場公開日 2023年7月29日

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「始まりのシーンからしてかっこいい。トランペットとクラリネット?ジャズ ここだけでもフランスが西洋文化の最先端だった名残が味わえる。」アデュー・フィリピーヌ チャン・パーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5始まりのシーンからしてかっこいい。トランペットとクラリネット?ジャズ ここだけでもフランスが西洋文化の最先端だった名残が味わえる。

2023年12月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

私は最近のヨーロッパはもう駄目だ、憧れのパリはもう昔話だ、面影を探し求める無駄なことはもうやめようと考えている。でも以前のフランス西洋文化についてそれほど詳しくないのでもっと知りたい感動したいとも考えている。どちらかといえばイギリスの貴族社会には憧れがあるけれどフランスはみんながいってるからぐらいで実際はあまり知らないのだ。心から感心したことがない。でも冒頭からスゲェさすがとひれ伏す感じ。
バカンス兵役前まで若さを謳歌テレビ局でのバイト車仲間と遊ぶドライブ
ロジエ監督は女がいい女が等身大親友同士二人の女の子は可愛く見栄はりで遊ぶの大好きで流行りダンスやパンプス男からモテることもよく知っているでも責任感がまだない18才の二人。きれいだけれどまだまだ心は幼くて恋愛が好きというよりも笑っていたいモテるのが楽しいから好きという感じ。親友がどんなふうにデートするのかを気にするし、親友が男と付き合えば自分だって男と付き合う。苛立ちで二人は激しく喧嘩もするけれど最後はおかしくなって笑って仲直り。でも男一人は違うフェーズに入ってて二人の笑いに怒鳴る。これから体験しなければならない軍役が迫る。ここがそれ以外のロジエ監督と違いまじなところがあった。ペテン師のような映画監督が出てくるが日産のカルロス・ゴーンに似ていた。他に男と家族が食事をする賑やかなシーンでアメリカやソ連スプートニクスや中国自国フランスの技術を自虐する所 冒頭テレビ局内での撮影のシーン初期のテレビ撮影の仕方カメラの切替スイッチングコード持ち大変そうだと思ったこれだけでも印象深い面白い ただ女子二人の会話でストーリーが進んでいくのだが理解するのに少し苦労するそこがマイナス点だった。

チャン・パー