劇場公開日 2014年11月28日

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「遠慮なしに戦争の残酷さ、冷血さ、無力感を感じる」フューリー ありんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5遠慮なしに戦争の残酷さ、冷血さ、無力感を感じる

2014年11月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

戦闘シーンに圧倒されました。リアルな描写で子供を連れては観に行けませんが、理不尽で絶望的な状況とわかっていても命令を忠実に従う姿勢は、なんとなく自分の状況とある意味で重なってみえました。何かを守ろうとする時には人間はかくも残酷になれるものかと感じました。プライベートライアンの冒頭のシーンを思い出すような戦闘シーンのリアル感は個人的には好きです。ブラピは抑えた演技の中でも統率力や内に秘めた強い意志を感じましたし、一番びっくりしたのはシャイア・ラブーフ。トランスフォーマーの時のイメージが強かったが、びっくりするほど落ち着いた大人の演技。完全に良い意味で期待を裏切られた気がする。

ありん