劇場公開日 2015年1月24日

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「いらっしゃいませ。」KANO 1931海の向こうの甲子園 Noriさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0いらっしゃいませ。

2015年1月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

1944年、軍靴の音が響く時代。
基隆から(西廻りで)南へ向かう車中から1931年、あの夏が回想される。

その導入部は見せるものがあったし、甲子園の決勝の描写にはグッとくる。

漫画であらすじは知っていたので最後まで割と観れました。が、決勝除くと野球の描写は雑だし、そもそも、選手個々がたっていないし、チームが基本三民族混合(日本・漢・原住民)であるのだがその内部における葛藤が置き去りになっている(設定すらされていない)。
弱者が不断の努力で前に進む、というのはまぁ美しくはあるかもしれないけれど、もう少し深く掘れたんじゃないか、という感が否めない。

とはいえ、海角七号、セデック・バレに続く本作を見逃す手はなし。

歴史は未来を照射すると思います。

Nori