劇場公開日 2014年10月18日

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「このくらいの作りが、「まほろ」らしくっていい」まほろ駅前狂騒曲 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5このくらいの作りが、「まほろ」らしくっていい

2014年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

まあ、期待値の最低ラインは軽く越してくれました。
それだけで十分満足です。ドラマの2話分くらいの満足。

で。
個人的に「まほろ」の監督は、大根仁のほうが好き。
音楽も、くるりは好きだけど、やっぱ坂本慎太郎のほうがいい。
でも、赤麿児にあれをやらせるのって息子じゃないと無理だろうな。
あ、弟も出てたから一家三人参加してるか。
大森監督ってこの路線から「さよなら渓谷」まで、まあ面白い。
まてよ、「さよなら」の二人も出てるなあ。
あれ、軽トラ、深緑のあれじゃないな・・・・

とかなんとか、観ている最中も映画のスジと違うことに気がいくくらいに、手に汗握る展開って話じゃないし、だいいち、ツジツマあわないとこもあるし、ユルユルな空気でぼやっとするし、まあ、そのへんをひっくるめて楽しむのがこの映画なんだな。
なのに映画がだらけないのは、多田の「結構まじめ」なとこ。
この先、あんま派手にやらずに、せめて2年に一本くらい続けてほしい。
だって、ほじくり返せばいろんなエピソードが出てくるでしょ?
行天がどこに姿くらましていたかだって放置だし。柏木さんとの仲も途中だし。

栗太郎