劇場公開日 2014年12月13日

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「戦争と日常の交叉点」おやすみなさいを言いたくて seisinseiさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5戦争と日常の交叉点

2014年8月25日
PCから投稿

悲しい

評価0か評価5かで迷いましたが
この作品は考えてみるという意味でやはり
見る価値があると感じます。

裕福で平和を謳歌する白人が自分たちのエゴイズムで作り出した中東の係争を善人づらで報道する。その写真活動がただしいジャーナリズムの王道のような思想への問い(第一の考えてみる点)

人生の価値に迷い報道写真(命がけ)に答えを見出す姿は俳優・ミュージシャン・芸術家などが成功に満たされず薬物の世界などに足を踏み入れて行くのに酷似している。

迷っていて見つけられない人生の意味を自分を極限に立たせてごまかしている。

人生の使い道を悪に加担する形で実現していることにさえ気づかない西洋思想の限界(第二の考えてみる点)

この手の作品は頻繁に審査員特別賞などを得て、聴衆のスタンディングオベーションで喝采を受ける。西洋の偽善(第三の考えてみる点)

見る価値があるのか?
無いのか?

ありがちなストーリーなので
ないと言えばない。

長女役の俳優の演技は内部感情や不安定な母への愛などを絶妙に表現していて見るにあたいする。

seisinsei