劇場公開日 2014年2月22日

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「HIV患者の悪あがき? 否!信念を持った男のストーリー。」ダラス・バイヤーズクラブ ポップコーン男さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0HIV患者の悪あがき? 否!信念を持った男のストーリー。

2019年8月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

難しい

冒頭からSEXシーンで始まるw
酒・ドラッグ・SEXとクソの様な人生を歩み、仕事は電気技師であるがその日ぐらし感が否めないし、世帯等もなくトレーラー暮らし。当時の人間はこんな感じなんだろうか?

HIVに感染し当初は信じずに鼻で笑っているが、自分で色々と調べ始める(ここが凄い)、またそれからの生きようとする信念が凄い。またマシュー・マコノヒ―の演技が相まって鬼気迫る様子が見ていてひしひしと伝わってくる。

当時の時代背景からもHIV患者に対する正しい知識も乏しく、また閉鎖的なコミュニティーも合わせて風当りも強い、当人のロンもそっち側であるが、徐々に知識や処方される薬、そしてアメリカにおける薬の承認やそれに伴う利権等を目の当たりにしていく。

当初は自分の為に始めた薬探し等であったが、半ば慈善事業の様な「ダラス・バイヤーズ・クラブ」を設立。冒頭の人物と同一人物か?と思ってしまうが、環境や状況によって人はここまで変われるのかと感じた。

また作中で皮肉を発しながらも自分の信念に対して突き進む様子は人々の感動を生むであろうし、ジャレット・レト等含むHIV患者のどれもがリアリティのあるいでたちと演技でスクリーンにどんどんとのめり込んで行ってしまった。

勇気と希望を多くの人に与える素晴らしい作品であった。

ポップコーン男