劇場公開日 2013年11月29日

「生きてる人生きてる家族生きてる街」ある精肉店のはなし redirさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0生きてる人生きてる家族生きてる街

2023年11月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

肉屋さんが牛を育て、歩いて行けるところに屠殺場がありジブで屠殺してお肉にしていく。現実とは思えないけど、そこには身近な暮らし毎日の暮らしの営みがあり、命、生き物!自分、自分の家族、街全てを慈しむように大切に暮らす人々が気負いなく暮らしていた。
個人的には家族なんてクソ食らえと嘯きたい自分だが、いや敬服する。
食べていきる。
屠殺するものはころすとはいわない。
丁寧に処理され丁寧にカットされ、丁寧に売られていく。
自分の食生活の雑さ貧しさを恥じる。
部落のこと、なんで?という疑問からの活動。自然な活動で家族、街、世間が変わっていく。温厚な革命家。
そして祭りの太鼓の皮も、そうか
繋がっていたのか。
自然とインドの伝統音楽芸能と、太鼓作りの職人、カーストや宗教差別を扱った情熱のムリダンガムにも思いを馳せる。リングワールド繋がった世界。
素晴らしい記録。忘れないための記録忘れないための鑑賞
感謝の気持ちでいっぱい

redir