劇場公開日 2015年12月18日

  • 予告編を見る

「時間が経つごとに怒りが湧いてくる。」スター・ウォーズ フォースの覚醒 ずっ子さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0時間が経つごとに怒りが湧いてくる。

2016年3月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

迫力あるシーンで圧倒されるものの、見ている最中から??疑問が湧いてきて、見終わった途端に愚痴がでてしまった。

今までに見たシーンやストーリー。創造性が全く感じられない。

懐かしいキャラを出しておけば満足するでしょ、とばかりの観客を小馬鹿にした姿勢。

一番腹立たしいのは、本家の作品を貫いていた精神性、侍(ジェダイは侍がモデルである)に対するリスペクトが全く無いことだ。

この作品に高評価を付ける人たちはスターウォーズのコアなファンでは無いだろう。
侍精神を持つ日本人も少なくなったのだ。

わたしのスターウォーズは前作で終わった。これはただの娯楽作品である。娯楽作品でスカッとしたり、ただ昔のノスタルジーに浸りたい人向け。

本家のスターウォーズには、精神性・革新性・創造性があったのだ。

その点を愛してやまないファンには、怒りしか無い作品であることを断言しよう。

ずっ子
ずっ子さんのコメント
2016年10月3日

ご意見ありがとうございます。

わたしの観点とは全く違うご意見ですので、互いの視点を理解し合う事しかないと思います。

フィンがライトセーバーを修行無しで簡単に使えるようになり、ダースベイダーから見込まれたハンソロの息子とその場で戦えるようになるなど、ジェダイが現れようと無かろうと、そこに不自然さを感じていますし、そのリスペクトの無さが
ルーカスに、奴隷業者に売ってしまったと言わしめた所以かと思っています。

が、革新性・精神性を重んじず、単なるエンターテイメントとして見れば楽しめる作品だと思います。あなたがおっしゃるようにエンタメとしての可能性はあると思います。
作品がつまらなかったわけではありません。

ずっ子
Nayoshiさんのコメント
2016年4月2日

今回、サムライの魂を持ったジェダイである登場人物はマスタールークただ1人。

ジェダイの魂はマスターから代々受け継がれてきたもの。今回の作品ではルークは姿を隠していたため、彼がいない限りジェダイの核を描写するのは難しいものであり、その描写がある方があなたの様に怒りが込み上げる方が多かったと思います。

今回の作品ではフィンのシチュエーションなんてこれまでの作品にはなかったキャラで非常に面白いと思いますし、30年の空白にもストーリーがありそうな感じで、これからのスターウォーズに様々な可能性が感じられる作品だったと思いますが。。。

Nayoshi