劇場公開日 2014年7月11日

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「俺は無派閥かな・・・」ダイバージェント kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0俺は無派閥かな・・・

2018年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ある年齢になると自分がどの派閥になるのか決めなければならない。まずは性格診断テストみたいなものがあるのだが、その結果如何にかかわらず、自由に選択できるという曖昧さ。勇敢は警察などが当たり、博学は何でも知っている・・・平和は主に農業、高潔は法律関係、そして無欲というのが堅物と呼ばれ、簡素な暮らしと奉仕の精神を大切にする。主人公の少女ベアトリスとその家族はこの“無欲”に属していた。ほとんどがそのまま世襲といった雰囲気なのだが、選択は自由なのだ。そして派閥に属していない人間以下?の部類が“無派閥”だ(笑)。しかも無派閥は勇敢警察の攻撃対象となっていた。

 しかし、ベアトリス(ウッドリー)はテスト結果では“異端者”の可能性があると診断され、マギーQ演ずるトーリによって隠匿される。次の日、選択の儀式があり、ベアトリスは“勇敢”を選び、彼女の兄は“博学”を選んだ。早速、勇敢の仲間に入るものの、予想していたよりハードな内容。脱落すれば、無派閥行きとなってしまう。元々ひ弱な感じのベアトリスは最初から脱落しそう・・・そこで助けてくれるのがリーダー格の1人フォー(ジェームズ)だった。なんとか第一次関門を突破し、第二次の訓練に入り、そこでフォーはトリスの能力に気づく。そして彼もまた無欲のリーダー、マーカス(レイ・スティーヴンソン)の息子だとわかる。

 政治を支えているのは無欲。しかし、博学は政権を奪おうとチャンスをうかがっている状況。その博学のリーダーがジェニーン(ケイト・ウィンスレット)だ。彼女は伝達物質を大量に勇敢の組織に運び、それを兵士たちに注入して意のままに操り、無欲を一斉攻撃する。まるでナチによるユダヤ人虐殺のようなシーン。異端者には薬が効かず、トリスとフォーは反抗するのだが、、ピンチになったときトリスの母親(ジャッド)が助けてくれ、そのまま被弾し絶命。生き残りの無欲を集めて、彼らは操られた勇敢の指令室へと潜入する・・・

 社会派的メッセージがあるようで薄く、ティーンネイジャー向けに作られた内容に愕然。しかも後半からはテンポが良すぎて、ただのアクションものに成り下がってしまう。これが三部作となると思うと、『トワイライト』のときと同じように苦痛を味わわなければならないのね・・・

kossy