マッドマックス 怒りのデス・ロードのレビュー・感想・評価
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逃げる!そして、帰る!話
主にTwitterで、マッドマックスがおもしろい!最高!との声をたくさん見まして、自分基準では選ばない題材なのだけど、ポイント貯まってたし、見てきました。
2Dで字幕でただ見です。
バイオレンスでアクションで車でシャーリーズセロンが出てるってゆう前情報で見ました。
メルギブソンが主演したシリーズがあるってゆうのも耳にしてましたけど、もちろんみてましぇん。
で、なかなか楽しく観られました。
あまり銃口が画面に向くような絵がなく、むやみやたらと観客をだまし討ちするような手法もなかったので、びびらされずに楽しめたということです。
ストーリーはあってないような感じですが、マックスがなんとかジョーの組織に捕まって輸血袋にされてたところ、なんとかジョーの手下の女将軍フュリオサが、なんとかジョーの、子産み女達を連れて砦から逃げて、フュリオサのふるさと緑の地を目指しました。
その道すがらマックスもフュリオサチームに混ざり、緑の地にたどり着くも、その地は荒廃しており女達絶望。
でもマックスが西の砦に戻って生き直したら?と提案。なんとかジョーとかは帰り道でぶっ潰せばいいじゃんってことで、元緑の地の女達も一緒に西の砦に逆走、なんとかジョーも殺して、フュリオサは怪我するけどマックスの輸血で生還!めでたしめでたし。
というお話です。
そんなにバイオレンスはきつくなく、まぁ見てられる感じでした。
白塗りボーイズたちが短命で、なんとかジョーもなんか満身創痍ってゆうか、毒々しいし、太った女たちから絞った乳が牛乳みたいになってるし、デザイン、世界観は目を引きました。車にくくりつけられたギターメンとか。
子産み女達がみんなビューティフルでした。
鉄のトゲトゲついた貞操帯を外して、それを蹴っ飛ばしてたり、子を産む道具にされるだけの人生に命がけで抵抗するという女の戦いの映画という側面もあり、そこらへんが私がフォローしてる方々(おもに女性)が、これは面白い!見るべき!ってゆってた所以かなぁと思いました。
マックス影薄いと思いました。
砂漠は割とフォトジェニックだなーとも思いました。
爽快
ストーリーは単純と言うか、あまり大事な役割では無くて、
完全にド派手なアクションを、何も考えずに楽しむ感じ。
登場人物(脇役)がやや気持ち悪かったりするので、好き嫌いは分かれるだろうけど、私はかなり爽快な気分になり劇場を後に出来ました。
そして曲も良かったな。
核戦争後の荒廃しきった世界はまさに「マッド」
最新のマッドマックス、ほぼリアルで再現したジョージミラーの代表作!
長時間にわたって迫力あるカーバトルアクションで疲れる映画だった(笑)
メルギブソン時代から見ているので違和感なく楽しめた。
微妙な早送りを駆使している事で、リアルに迫力が増しているのかもしれない。
北斗の拳の荒廃した後の世界観はマッドマックスを参考にしたそうです。
すごかった!
何となく毛嫌いして観る気が起きなかった作品。
いざ観てみると、始まってから終わりまで息もつかせぬ展開に「なんじゃこりゃ~!メッチャおもろい!」との思いが頭の中をグルグルと。
それにしてもマックスの憂いに満ちた表情。
自信が犠牲にして死なせてしまった愛する子供や家族のやり切れない思いを十字架として背負いながら生きている哀愁を感じられて泣けたなぁ~。
シャーリーズ・セロンもカッコよくて仕方ない!
いやぁ~、最高でした。
芋誕生
30年ぶりの続編は・・・、十分楽しめました。
前3作見ているから、という補足を付け加えておきます。
今回はマックスがMADというより、映像や世界感がMADでしたね。
またシャーリーズ・セロンが良かったですね。
監督が同じシリーズ物だから、ストーリ性はお決まりコースですが。
久しぶりにあの世界感を見て、若い頃はただアナーキーな描画と見ていましたが、強く生きるというジョージミラー監督のメッセージを読み取り、自分も少し成長したたようなそんな気分になりました。
清く正しいハリウッド映画
楽しいよ。元々の《マッドマックス》は観てないから、それとどう違うかは解かんないんだけど。
前半は、楽しいは楽しいんだけど、ちょっとテンポがいま一つという感じでのりきれない。後半で戦いのシーンに入ると楽しくなってくる。
しならせた棒から攻めてくるのは、観てて楽しいし。
悪役に囲われてる女たちが逃げてきて、マックスと仲間になるんだけど、この人達が単なる綺麗なお嬢さんじゃなくて闘うのが良い感じ。
戦いにちょっとあっさり勝ちすぎるかなという気もするけど、すっきりハッピーエンドで終わるから、良いのかも。
「独裁者を倒して、少し民主的な体勢になるぜ!」とみんな喜んで終わるんだけど、あの世界で民主制は、他の地域につけこまれるだけじゃないかなという気もしたな。
MX4Dで観たんだけど、気が散った。MX4D向けに作られた映画じゃないから、色んな動きが後付けになってんだよね。それで「ここで水飛ばさなくても・・・」ってところで飛んできたりして冷める。MX4Dじゃなくて普通の3Dで十分だと思うよ。
単純だけど
子産み女や母乳女や輸血袋は自身が搾取されている事に自覚的だけど、ウォーボーイズって洗脳されて自分の命が搾取されている事に気がついていない部分が悲しいなぁ。ニュークスのキラキラした女達って発言や、5人の美女を追う時のウォーボーイズの性的に無反応な感じを見ていると洗脳だけではなくて、幼い時に去勢済みで少年のまま時間が止まっているのかもしれない。最後の「俺を見ろ」のシーンはいろいろ考えて少し泣けました。単純だけど意外と深い話だな〜。
大画面大音響荒野の狂気。
ストーリーは根幹こそあるが、考える映画ではない。インモータルジョーを裏切ろうとしたフェロノサと、それを追うジョー一派の闘い。ほんとはなにも知らずに見るのが一番だろう。CGも多様しているように思うが、とにかくストーリーはすごい。理性対狂気の映画とも言えよう。
タイトルに偽りあり!(大絶賛)
やっとこの“MATURI”に参加できました。
いやー本当に凄かった。凄かった。としかいいようが無い。
また、ほぼカーチェイスで確かにストーリーが無い。
しかしさらに凄いのは、通常だとこの手の映画は「面白かった!」「楽しかった!」「興奮した!」くらいの感想しかないのだが……
ちゃんとドラマがある!感動がある!
ぶっちゃけるとフュリオサと女達がDV男のイモータン・ジョーと戦い、過去を引きずるマックスがそれにかかわってゆくだけの展開なのだが、タガの外れた軍団(本当に暗黒シルクドソレイユ)を相手に勝利するのは……
狂気(Mad)ではなく正気(Sane)だというところ。
それがはっきりとわかるのはニュークス! ジョーのために死にそこねた男が女達の一人と心を寄せ合っていった後の「俺を見ろ!」的な最後はもう、それだけでグッとくる。泣ける!! ある人の言葉を借りれば「5百億点!」だ。文句はいわせない。
そうゆう意味ではこれは極めてまともな映画だ! 本当だ!!
砂と血とV8エンジン
砂と血とV8エンジン。
それしかない世界で、希望を持つなんて狂気。
自分の命さえ危い場所で、誰かを救うのも狂気。
ならば、狂ってやろうじゃないかと突っ走る。
義手の女、逆さ吊りの男、乳首の立った娘、銀色の唇野郎、バイク婆、ギターマン、高竿乗り、太鼓団、白塗りの領主、小人…火めく渇いた世紀末。
世紀末を切り裂く疾走は、新たな種を紡ぐ起源となる。
マッドマックス30年ぶりの切っ先は、鋭く速く熱く、そして新しい。
冒頭のトカゲからも狂気
一見普通のトカゲかと思いきや、この世界の状況がいかに過酷な環境なのかを物語っております。
肝心の本編は、爆発、カーアクションづくし。
久しぶりに理屈抜きで楽しむことができました。
フュリオサやマックスのかっこよさも、さることながら、ウォータンクというトラックがまたカッコいいんです。さながら、激突!にでてるくトラックのような重厚感が画面から伝わってくるんです!
映像もですが、鼓舞する車両がだす腹に響く感じの音楽も必聴です!
あと、個人的に気に入ったのはラストの婆ちゃんたちの、いぶし銀の感じ
でした笑
「サンダードーム」支持派のオレが本作を語る
「マックスがMADだったのは、1作目だけだ」
まずこれだけは言っておく。
「サンダードーム」評でも言ったが、「MAD MAX」は世界観の継承、これが第一。
次に、主人公マックスは常に、巻き込まれる側。
そして、「なんだかよくわからないが、すげえ奴がいた。」という立場で語り継がれる世紀末救世主伝説、の男であること。
「MAD MAX 怒りのデス・ロード」
まず、本作、その世界観をうまく継承している。
「サンダードーム」の秩序あるバータータウンがあった一方、暴力に支配された別の町での出来事が本作、という位置づけ。いくつかの設備や、車の「とっても無駄な」装飾、そして「産むことの重要性」など、「サンダードーム」から時間がたっている、という世界観。だけど、白塗りとか、結構地続きかもよ?
マックス、トム・ハーディもとてもいい。というか、マックスの設定がこれまた、とてもいい。今回も「サンダードーム」の長髪が中盤でバッサリ切られるのと同様、映画開始後、中盤でようやくマスクが外され、マックスのキリリとした素顔が現れる。うん、かっこいい。
「サンダードーム」からの反省、といえば、あえて言うなら、極悪ボスと色気、かもしれないが、今回気持ち悪いイモータン・ジョーと、ものすげえキラキラした美女が登場し、そこは見事にクリアしている。
だが、オレはミラーが「サンダードーム」を嫌っているとは全く思っていないけどな。子供が美女とババアに変わっただけだし。
そうそう、ババアの種もみ!!これが「北斗の拳」ファンとしては今回一番グっときたねえ!
八方塞がりな世界からほんのわずかな希望に賭ける、しかしその希望も果たして、といった「どうしようもない世界からの、だめかもしれないけれど、飛び出してみる」という2,3作共通のテーマも健在で、今回はフュリオサが、物語を引っ張ることになる。セロンもかっこいい。「長身」というのがまたいい。片腕の理由が語れないのもいい。
マックスはいつでも、はじめは無関係であろうとする。だが3作共通の、人々のそういう思いが、マックスを突き動かす。いつだって裏方なのだ。それでいい。なぜなら、
「なんだかよくわからないが、すげえ奴がいた。」
これである。だからマックスはカッコいいのだ。
とここまで褒めまくったが、「MAD MAX」ならでは、の不満も結構ある。
1)往年の地を這うようなカメラワーク、あの早送りのカメラが少ない
たしかに砂漠ゆえ、アスファルトを走っていた1、2作のあのカメラは合わないかもしれないが、最初ちょっとあっただけ。うーん、あれこそ「MAD MAX」な絵なんだけどね。
2)キャラがもう一人足りない
そう、2作目のウィズ、3作目のアイアンバーみたいなやつ。
3)ラストは、マックスの立ち絵で幕、じゃねえとなあ。
マックスがタウンに残る理由はない。しかし、あの去り方はちょっとないなあ。
追記
あと、往路と復路のアクションにもうちょい、変化が欲しいよな。「戻る」という展開はまあ、よい。「絶望」からの「一縷の望み」だからね。だけど、絵が代わり映えしなくなるんだよね。
「MAD」のインパクトが薄れている。
あと、そうそう、あれがない。車と車(バイクでもいいよ)の正面ドーーーーーーンがない。
正面ドーーーーーーン、悪役ドアップ付で次回作はお願いします。
期待しただけに
ちょっと期待し過ぎたかな、悪党の砦から逃げて戻っただけの単純なストーリー、昔1作目を観たあのスリル感は感じなかったな、子供だったからか(笑) 途中にあった沼地の様な汚染されたフェリオサの生まれ故郷にいた人(?)達が気になった、フェリオサ役のシャーリーの演技は良かったな、マックスもメルギブソンの様などこかお茶目な感じはなかったが カッコ良かったぜ。
カーアクションは見る価値があるが
公開中にこのような評価を出すと、配給会社の営業の人からクレームがきて、削除されてしまいそうですが、怖いもの観たさという意味で観る価値はあります。また、カーアクションの好きな人には超お勧めです。
ただ、マッドマックスの続編として期待して観るとがっかりします。別物の映画として観た方がよいです。また、最初はカーアクションのすごさにびっくりするけど、極端に言うと最後までそれだけでした。シリーズの1と2は悪役でも、ある意味カッコよかったけれど、こちらはただグロテスクなだけでした。ストーリーも何もないものでした。
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