劇場公開日 2014年6月7日

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「欲のままに自分の思うまま生き、こうあるべきという生き方が出来ない人...」捨てがたき人々 yonda?さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0欲のままに自分の思うまま生き、こうあるべきという生き方が出来ない人...

2020年5月30日
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欲のままに自分の思うまま生き、こうあるべきという生き方が出来ない人間。何で生きるのか。答えは見つからないまま。それでも生きよ、とエンディングで監督の奥さん榊(橘)いずみが歌う。
人生半ばにさしかかったクズ男が、生まれ故郷で一人の女性に出会い子供が出来る。その後も快楽のみを求めて生き、愛がわからないまま 10年経って...というところで終わる。

顔に大きなアザのあるヒロイン岡辺京子を三輪ひとみが演ずる。三輪ひとみが本当に素晴らしかった。最初は真っ当なんだけど宗教の幹部が死んだから上にいき、顔のアザを化粧で隠すようになり、宗教の男と不倫関係に。
美保純は最初、狸穴のことを激しく嫌って腐ったトマトとか罵ってたのに、後半になると「あんた意外と人間らしかかもねぇ」とか言って、最後にはすっかりねんごろになる。
ヤリまくりで欲にまみれた話だった。生きる意味を問うが答えなしみたいな内容。

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