劇場公開日 2013年4月20日

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「残酷、陰惨、こんな映画、日本で公開するな!」セデック・バレ 第一部 太陽旗 bashibaさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0残酷、陰惨、こんな映画、日本で公開するな!

2013年5月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

スポーツ感覚で、首を狩る民族を主役に据えているので、残酷な描写が際立ってしまうのは、仕方ないのかもしれませんが、それとは別に、日本人が徹底的に愚かで無様に描かれていたのには、腹が立ちました。中国では抗日ドラマなるものが、盛んに制作され、中国人の反日感情を醸成するのに大いに寄与しているとのことですが、この映画が台湾人の反日感情を煽り立てしまうことを私は危惧します。観る者に考える余裕を与えずに残酷な描写(動物を屠殺する場面もあります。集団自決の場面もあります)を並べ立てただけの、この映画を私は心の底から嫌悪します。観終わった後、感動なんてものは全く、ありませんでした。後味の悪さと徒労感でもうグッタリでした。この映画を観て、台湾を嫌いになる日本人が、ある程度、増えてもそれは仕方ないと思います。私は疑問に思うのです。この種の映画を日本で公開することに何か意味はあるのでしょうか。民族同士の対立を煽るようなアジテーションじみた映画を公開することに何か意味はあるのでしょうか。南京事件を扱ったチャン・イ―モウの「flowers of war」は現在のところ日本で公開されていないじゃないですか・・・。

bashiba
快晴さんのコメント
2021年5月23日

それぞれの視点を学ぶ上でこうした映画は大切だと思います。

快晴
ラムザさんのコメント
2013年5月27日

映画の感想なんて様々な意見があって当然です。
でも、スポーツ感覚で首を狩る?
これって釣りですよね?
まさか本当にそう見たんじゃないですよね?
危ない、危ない。
国語の勉強を一からオススメしちゃう所でしたよ。

ラムザ
町谷東光さんのコメント
2013年5月14日

考え方は、いろいろだけど、世の中の多様性や自分とは異なる考え方を認めることが、映画を見ることで、普通は会得できると思うけどね。

町谷東光