劇場公開日 2013年2月15日

  • 予告編を見る

ゼロ・ダーク・サーティのレビュー・感想・評価

全133件中、101~120件目を表示

5.0忠実にただ忠実に。これがハリウッドだ!!

2013年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

見終えた後は、ただその細部までにこだわったシーンが焼き付き脳裏から離れなかった。事実はその場にいないとわからないと思うが、この映画は見るものにその場を巻き戻して見せてくれる錯覚を起こすような映画だと思います。実際報道でしか断片的に情報がはいってこなかったのですべてを把握している訳ではなく、本作を見たが、はっきりいって衝撃を受けない人はいないと感じた。なぜなら、時代の大転換期の終焉と始まりを告げるできごとだからだ。IT革命の幻想と形あるものが一瞬にして崩れてしまった9.11は、これまでの希望を打ち砕いた。一瞬にして。この事件を受けて世界はより身近にそれぞれが影響されあって相互依存しなければ成立しない時代がやってきたと思う。その時代の大変換期のエピローグを本作は忠実にただ忠実に再現、描写している。しかも驚いたことにここまで細部にこだわっている職人気質の映画であることも個人的には驚いた。うん。素晴らしい出来だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
yuri8

4.0佳作

2013年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

ビンラディン暗殺作戦というセンセーショナルな主題を扱っていますが、映画として見ると、主演ジェシカ・チャステインの演技が光っていたように思います。
全編を通じてダレることなく、適度に起伏のある緊張感が続きました。荒削りな娯楽戦争映画などとは全く違い、とても丁寧に作られた作品。満足感がありました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ブースカちゃん

2.5ミリオタ向けでは無い

2013年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

寝られる

いかにもミリオタ向けの映画かと思わされるが、ラスト20分位からようやく盛り上がる。
正直2時間30分は長すぎる。
はじめから分かっていた事ではあるが、そんなに過激な戦闘シーンがあるわけでもなく、
地味な映画だと思う。
やはり、事実をベースにしたらこうなるんだろう。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
maaamaam

4.0クライマックス凄い

2013年3月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
吉泉知彦

4.0前作超えてきた

2013年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
kmkmacek

5.0渾身の演技と渾身の物語

2013年2月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

傑作。

まず物語に言及するよりも兎に角、先に触れておくべきが主演のジェシカ・チャステインでしょう。凄いです。渾身の演技ってのはこのことを云うんじゃないですかね。

正義と呼ぶには拷問やら殺人が横行する血濡れた稼業。悪と呼ぶにはその大義が意味する処を思えばグレーの世界。
そんな只中に放り込まれた新人CIA。彼女がビン・ラディン暗殺を画策する凄腕エージェントに成長を果たすまでの一大エピック。
見事に演じ切っておりますよ、ジェシカさん。
物語冒頭の拷問に閉口しつつ、やがてそれも『毒を喰らわば皿まで』的に受け入れてく、否応なしで身に付けるタフネス耐性。
何度も命を狙われながら、決して任務遂行の手を弛めぬ、ある意味で意地にも似た狂気的信念。
あまりに不甲斐ない上司に激昂し顔筋歪めてキレる心情吐露しまくりの鳥肌モノシークエンス。等々。

素晴らしいです彼女。あんだけの登場人物、アンサンブルなキャスト揃えてるにも関わらず、主演ジェシカ・チャステインの一人勝ち。独壇場。

―な、安定(?)した主役を据えての、肝心の物語の方なのですが。

これもこれも。ストーリーも秀逸。
終わりの見えない、気が遠くなる程に長い年月の追走劇。
掴んだ証拠はどれも霞の如く手指をすり抜けていく。不透明で空虚な証言の数々。
諦めムードも許されない精神疲弊の孤独な環境。

しかし。
それでも着々と、着々と首謀者ビン・ラディンに近付き行くアプローチ感。
結末は世界中の誰もが分かってるのに、この固唾を飲まされる緊迫感。
恐らく今年度で1番強いられたであろう、切迫した緊張感。
どれを取っても一級品。

このブロックを一段づつ積み重ねるが如くの丁寧な物語運びが、エンターテインメント性を廃しつつ、だけどこれこそ寧ろエンタメだったんじゃないか、という映画的カタルシスを用意されたラスト。
非常に面白かったです。

傑作。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
ロロ・トマシ

4.5観てよかった。

2013年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
迪宮裕仁

3.0長い

2013年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

いつかは映画化されると思ってたビンラディン暗殺ミッション。
ただこの映画は、女性係官目線で、しかも8年くらいに渡った調査の上ようやくアジトを見つけるという展開。それ2時間半の尺で延々やってるので、まぁ途中飽きますよ(笑)
肝心の暗殺現場も、夜中の作戦決行なので映像が真っ暗。暗視カメラ使ってアジトに忍び込んでるけど、これ映画なんだから照明当ててもよかったでしょ(笑)
題材は興味深かったけど、思いのほか欠陥が目立つ作品。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ジョン

3.5なんとも重い気持ちに…

2013年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
harukita

5.0知るべき真実とは。

2013年2月26日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
Takapy

1.0これほど後味の悪い映画も他にない

2013年2月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
DOGLOVER AKIKO

3.5デリケートな題材を扱ってるだけの映画

2013年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
Helguera

4.5最も卑劣で効果的な。

2013年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
ハチコ

4.0失敗で失うものより、やらずに失うことの大きさ

2013年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

世界中の誰もが知る2001年の反米テロ組織アルカイダによるニューヨークの9・11同時多発テロ。その首謀者・ビンラディンは行方が掴めないまま年月が過ぎるが、2011年5月11日、パキスタンの地方都市アボッターバードの潜伏先を急襲した米軍特殊部隊によって殺害される。この極秘作戦をクライマックスに据え、作戦実行に至るまでのCIAによるビンラディン捜索活動を克明に描いたのがこの「ゼロ・ダーク・サーティ」だ。タイトルは深夜00:30を意味する軍事用語。

ブラック・サイトと呼ばれる米軍秘密基地での拷問や、CIA組織内での攻防、中東諸国の何を見て何を信じればいいのか右も左も分からない雑多とした拒絶感など、キャスリン・ビグロー監督の演出は相変わらずシャープだ。
手持ちカメラを故意に揺らしたり無駄に顔をアップするような小手先の描写がなく、第三者のクールな目で捉えられたような映像はドキュメンタリーを見ているようだ。
突然の爆発や心理戦など、映画的な描写をつける技もクリント・イーストウッドなみだ。

映画のオープニング、9・11同時多発テロ事件での死を迎える直前の被害者と家族や警察との電話の肉声が真っ暗ななか交錯する。スクリーンにあのときの映像を流したりはしない。何もない真っ黒なスクリーンに、観客は皆、頭のなかのあのツイン・タワーの映像を想い描いたに違いない。観る者を信じて作品から贅肉を削ぎ落とすキャスリン・ビグローの思い切りのよさが出ている。

監督の緻密だが潔い性格と主人公のCAI情報分析官マヤのしたたかさがリンクする。周りの男たちがビンラディンが潜伏する確率に100%を求めるのに対し、失敗することよりも何もせずに失うことを恐れるマヤは、作戦の実行を上に対し強引に進言する。
マヤの分析能力と何年にも及ぶ執念が実を結ぶわけだが、そこには条件を引き算していくだけではない彼女の決断の大胆さがある。

作戦は成功するが、マヤは世界の至る所に見えない敵を作ってしまったに違いない。今もCIAの任務に就いているようだが、いつこれまでの人生を断ち身を潜めなければならない事態になるか分からない危険を抱える。
たったひとり、C-130輸送機のドロップゲートが閉じても彼女の髪の毛が揺れ続ける。任務完了の開放感にそよぐ風というよりは、行くアテもなくぽっかり空いた心の穴に吹き込む隙間風に見える。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
マスター@だんだん

3.5観て良かった!!!

2013年2月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

寝られる

前半はまだ少しのんびり感が漂ってて眠いのを我慢するのに必死でしたがビン・ラディンの名前が出て来た辺りから集中出来ました。
特にヘリからの突入、作戦は物凄い緊張感が伝わりニュースで見たあの衝撃的なシーンとリンクして手に汗握りました。
誰もが知ってるあの凶悪なテロ事件をとてもリアル感がある映画に作ったのでその分盛り上がりに欠ける所もありましたが結果それが良い方向に行ったと思います。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
アンちゃん

3.0観てよかったのかな?

2013年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

2001年9・11起きた同時多発テロこんな事がアメリカで、ありえない、あのツインタワーが本当に衝撃でした。
関連した映画ユナイテット93はドキメンタリーを観ているのかと錯覚するほどで、
テロリストに立ち向かう乗客たちの混乱と勇気、最後のメッセージに嗚咽しました。
映画終わってもほとんどの人がすぐ立ち上がらなかったのを覚えています。

そして今回はその首謀者オサマ・ビンラディン暗殺に関わった人々。
ただ淡々と事実?だけを写していく、拷問や多くのテロシーン悲しむ暇もない。
作戦決行の日のオサマ・ビンラディンの住む現場は子供たちの泣き声、女性達の死、達成感など何処にもない。
CIA女性分析官マヤと決行部隊の心情は? すべてを観客にポーンと強く投げてくる。

これを映画にした事で、マヤ(仮名)は普通の女としてこの先の人生を送れるのだろうか。
英雄として持て囃される訳もなく、報復に怯えながら密やかに生きなければならないのなら、
彼女も被害者なのかも知れない。専用飛行機に乗った時の彼女の涙は決して誇らしげでは無かったもの。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
メイばば

5.0‘ハートロッカー’に続きズッシリ。

2013年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

ストーリーはご存知の通り。
ビンラディンを見つけたCIAの女性情報分析官のお話。
とにかく、派手なアクションシーンとかほぼないのに、全編緊張感とすごい張り詰めた空気が続きます。
これは、実話だから?
ワンシーンワンシーンのつなぎ方やひとコマひとコマの映像全てがピーンっと張り詰めているからだと思います。
とても女性監督とは思えない。ガッツリ男映画になってます。
主演のジェシカチャスティンもすごくよかったです。
高卒の何の功績もない彼女が執念でオサマを追い詰める。
ひしひしとその感情が伝わってきました。
ラストシーンは喪失感?絶望感?の涙?
9.11テロで多くの人々が犠牲になったけどどこからスタートしてこうなってしまったのか。
ビンラディンを見つけ出したことで問題は解決したのか?
この話にしても‘衝撃の実話’ということだけど、あくまでも‘証言にもとずいて’出来上がったお話だし…。
どう考えるかは人それぞれなんでしょうね。
とにかく‘必見!’と僕は思います。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
peanuts

4.5絶対的なインパクトが有り、迫力は感じるが、それだけで終わってはならない!

2013年2月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
ryuu topiann

4.0「社会現象」ではなく「社会問題」を引き起こした映画

2013年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

CIA局員の活動を描く実話に基づいた作品と言うところだけを取れば「アルゴ」と同じ種類の映画.

証言に基づいたノンフィクションということだったので「アルゴ」のようにCIAの功績をたたえる映画なのかと思ったが,まったく違った.

この映画は決して特定の人物に感情移入させるような方向に観客を誘導するような作り方はしておらず,あくまでもCIA局員の女性の様子を中心に事実を淡々と描写することで,ビンラディン殺害作戦という世紀の大捕り物の全貌を明かしていく.とくにクライマックスはスリル満点.作戦の結果は既に知っているのに,思わず見入ってしまう.クライマックスだけでもチケット代の元は取れる

そして最後まで作り手の作戦に対する明確な主張が打ち出されることはなかったように思った.それでもビンラディン殺害作戦とは何だったのか,正義とはいったいなんなのかなどなど,見る側に提起された問題は結構多かったように思った.158分と長尺の映画だが,見終わってからも考えることが多く,非常に長時間味わえる映画だった

PS.ニュースでは既出の通り,この作品,拷問描写が大きな議論を巻き起こしアメリカ議会でも問題として取り上げられました.当事者へのインタビューに基づく映画であればこそできる,社会に向けた問題提起なのかもしれないとおもいます.
「社会現象」になる映画はすくなからずありますが,作品それ自体が「社会問題」となって議論の的となるような映画は珍しいなぁ.

コメントする (0件)
共感した! 1件)
s'il vous plaît!

3.5『アメリカ ケジメに過ぎぬ 砂時計』

2013年2月20日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
全竜