劇場公開日 2013年11月22日

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「妙にテンション高いシーンが多い」ウォールフラワー 雪さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0妙にテンション高いシーンが多い

2022年7月2日
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登場人物たちは、幼少期の性的虐待や親友の死、ゲイであることなど、それぞれが抱える心の闇がある。そのせいで居場所がないと感じたり、自分の価値を低く捉えたり、異性の前でわざと劣っているふりをして繋ぎ止めようとしてしまう。

テーマは色々あるのに、こちら側が見せられるシーンといえばほとんどパーティーで妙にはしゃいでいる姿。テンション高いときもあっていいけど、シリアスなシーンや刺さるセリフも言って欲しい。サムは美人なだけでなく魅力ある女性のはずなのに、ただの美人で個性の部分がまるで描かれていない。

結局誰にも共感できず最後まで置いてきぼりになってしまった。

雪