劇場公開日 2014年1月31日

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メイジーの瞳のレビュー・感想・評価

全36件中、21~36件目を表示

4.0子どもを操ろうとする大人の心理と、真意を見抜いた子どもの純粋な心が...

2015年3月18日
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子どもを操ろうとする大人の心理と、真意を見抜いた子どもの純粋な心がよく描かれてるな〜。 ただ、メイジーが全く子どもらしくはない。親目線からだと申し訳ないような気持ちにすらなったけど、愛されたい。愛したい。がいっぱいで胸が詰まった。

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ちさと

4.0感想

2015年3月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

家族について、そして相手のしあわせを考えることについて、いろいろ感じるものがあった。相手のしあわせと、自分のしあわせ、子どものしあわせ、皆がしあわせになるのって難しい。

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yuppi333

3.5愛のあるところ

2015年2月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

幸せ

身勝手な両親に振り回される子供。

メイジーが実の両親より選んだーというよりたまたまそうなった?ー関係は、特殊な関係で成り立つ新しい家族だったのが、映画ならでは。

しかしあくまでもこの映画が描いているのはメイジーの愛情だ。

幼い彼女と、大人と対比も面白い。

彼女の瞳を通して見ると、愛が何かが分かってくる。

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DLA

3.5良心のダメさかげんと娘の目ヂカラ

2015年2月1日
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鑑賞方法:映画館

萌える

目立たないけど良い作品(なので初映時には流してしまった)。両親役のダメさかげんと主役の女の子の目ヂカラがハンパない(と書くと大阪物語みたいだ、、、)。

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ykono

1.5メイジー

2015年1月4日
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鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

ジュリアンムーア。パティスミスっていうかキムゴードンみたいなミュージシャンの母親とアートディーラーの父親の離婚に翻弄されるやたらかわいい娘の物語。衣装かなり手が込んでいる。バーテン、ナニー含めてダラしない大人しか出てこないのは何の問題もないし、やたら気の利く子供としてか描かれず、子供の防衛本能的な計算高さにまで踏み込まない口あたりの良さはまぁそんなものかも知れないのだけれど、娘の寝姿をまともに撮れないのはそれなりに問題。唯一の貧乏人のバーテン同僚の汚いカーテンの脇で寝るシーンはせめてソフィアコッポラ的にキメるべき。

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ssspkk

3.5親になってはいけない大人^^;

2014年11月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

思い通りに事が運び、やりたいように生きるということは、そのための犠牲を受け止めてくれる、優しい人々がいるから、成り立っていたりする。
そこに気がつかないと、いつかは、そのツケを払わなければならなくなる。
誰でも親になれる訳じゃない。

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J417

4.0やさしい人は素敵だ

2014年3月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

親権を奪い合う両親。
相手を憎む故にただ意地になって争い取り合う。
行き場を失ったメイジーを迎え入れてくれるのはいつも心優しいあかの他人。

金持ちよりも名声よりも、いつも見守り寄り添ってくれる優しさの方がはるかに価値があることをまざまざと観せつけられる。

映画を観ることは、他人の人生を体験すること。
誰もがいずれ親になる。
これは絶対に観ておくべき映画だ。

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ともきち

2.5やや、散漫な印象。

2014年2月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

 メイジ―という名前の少女が両親の離婚に遭遇し、更に別れた両親が新たに各々のパートナーを得て、合計4人(男2人、女2人)の大人に接していくという話です。結論から言うと、子供のメイジ―を含め、5人の登場人物の心の動きを追っていかなくてはならないので、どうしても、人物造型はどこか手薄になってしまいます。私がレビューのタイトルに掲げた文言にはそういう意味があるのです。この映画を観ている間、私の頭の中にあったのは、かつての名作「クレイマー、クレイマー」です。この映画は子供とその両親の3人に焦点を当てていたので、登場人物の心理の掘り下げ方もなかなか深いものがありました。
 この映画に出てくる人間は総じて穏やかな性格で、メイジ―が悲惨な経験をすることもありません。その点では安心して鑑賞することができます。
 最後の場面は唐突にメイジ―が船に乗りこむところで終わるのです。これ、どういうこと? と疑問に思っていたのですが、沢木洪太郎さんに拠ると、この映画はヘンリー・ジェームスの小説を基にしていて、その原作の中では、メイジ―は船に乗り込み、そこから彼女の新しい人生が始まるのだそうです。(朝日新聞のコラムの受け売りです)この点に関しては、この作品、随分、不親切だな、と思いました。もう少し、何らかの伏線を張り巡らせておいて欲しかったですね。☆2つ半という若干、厳し目の評価にしたのはそう云う事情があったからです。まぁ、そうは云っても決して悪い映画ではありません、念のため。

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bashiba

4.5わたしの生きる道

2014年2月18日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

少女の純粋な瞳に映る、真実の愛とは?
大人達の勝手で振りまわされ、それでもわがままを言わないメイジー。
どんだけ勝手なの⁈とイライラしてしまうほど、母親役のジュリアンムーアが迫真の演技。子供を愛していても自分を一番に優先してしまう両親。大人って身勝手でどうしようもないけど、純粋で素直な子供と触れ合ううちに見失っていた大切なこと、かつて自分が子供のころ誰しもが持っていた『瞳』をメイジーが教えてくれる。
タイトルの通りメイジーが『瞳』で一生懸命訴える演技が伝わる。
人懐っこいメイジーがほんっとにかわいい☆ファッションもとってもCute☆
リンカーン役のALEXANDER SKARSGARDすっごい自然な演技で爽やかでスタイルよくて一目惚れした(笑)

自分の人生を自分で選ぶメイジーが、かっこいい。
親子の距離感についても考えさせられる映画。
全ての大人たちに子供のころの『瞳』を覗いて見て欲しい。

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na7

3.5メイジーが可愛らしい

2014年2月15日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

我が子を愛する気持ちに行動が伴わない両親。
物を与えることでしか愛情を表現できない不器用な父と母。大好きな両親だけど、自分の日常生活にふたりの不在を感じるメイジー。
6歳の少女が大人の事情に気を使い我慢する生活を、少女の目線で描く。
生活環境の変化にも負けずに2つの家を行き来しながら学校に通うメイジーがいじらしい。
6歳の少女にとって自分の居場所がなくなっていく不安を、子役オナタ・アプリールが大人顔負けの演技で表現する。この子の魅力は、演技は大人っぽいけれども、表情や仕草に子供らしいあどけなさがしっかり残っていること。

子供は、自分を護ってくれる人を直感的に判別する。
血の繋がりによる愛情とは別に、親身になってくれる大人の温かさを感じるのだろう。
ボートの桟橋を走るメイジーは、両親の前では見せなかったホントに無邪気な笑顔を見せる。オナタの自然な演技に感心。
そして、ベビーシッターのマーゴとバーテンダーのリンカーンの存在に、なんとなく感謝の念を抱いてしまう。
ストーリーはシンプルだが、爽やかさが残る。

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マスター@だんだん

3.0メイジーを演じるオナタ・アプリールの儚げな演技は良かった。

2014年2月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

メイジーを演じるオナタ・アプリールの儚げな演技が良かった。

終始周りの大人に気を使い空気を読み続けるメイジーの姿は健気そのもの。
メイジーの哀しさや諦めの表情が憐憫を誘い作品に感情移入します。

また周りの大人、特に両親の勝手我儘な態度がメイジーへの同情や憐憫に拍車をかけます。
母親を演じるジュリアン・ムーアの憎々しさも良かった。

ただ、作中、その拍車を回しに回して螺子をパンッパンに巻き切った所で。
…あれ!?そんなもんか。という結末。

確かに強烈過ぎる一発はメイジーのキャラを崩壊させる恐れがありますが。
それにしても、これだけ溜めに溜めたのだから…もう少し何かあっても、という消化不良な感じ。

話の設定や筋もメイジー頼み。
オナタ・アプリールの演技力で何とか成立してるように見えますが、それにしても中盤の展開には流石に無理が。
いや可哀想なんだけど現実的にその決断は無理でしょうよ。。

良い意味でも悪い意味でも、メイジーとそれを演じるオナタ・アプリール頼みの本作。
ポスターアートの印象が鑑賞前後でガラッと変わる点も彼女の表情の良さあってのこと。
健気な子供の姿を楽しみたい方、オススメです。

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Opportunity Cost

2.5TOKYO映画 7/100

2014年2月7日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

幸せ

大人たちのわがままとそれぞれの事情に振り回される子ども。結構身勝手な信念をもって生きている自分自身、身につまされる話で胸が痛んだ。

ストーリーの展開はハチャメチャで脚本としては結構破綻しているが、メイジーの儚いガラスのような存在感に映画が救われている。

どうすれば子どもをここまでうまく撮れるのだろう。

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THE THIRD EYE

3.0メイジーの瞳

2014年2月4日
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鑑賞方法:映画館

萌える

子供は結構、親の顔色を見てます。
恐ろしいことです。
聞き分けの良い子を持つというのは、何かを背負わせてしまっているのかもしれませんね。

メイジーがこのあと、どのようになったのか気になりますが、そこまで描くと映画としては余分になってしまいますので、ほどの良いエンディングでした。

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検非違使

4.5総てを洗い流す無垢なメイジーの瞳

2014年1月31日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

幸せ

本当に昔から、どんな名優でも決して敵う者がいないと言う、スクリーンキラーと言えば子役と動物キャラ。

特にこの作品で6歳のメイジーを演じているオナタ・アプリールは完璧に他の名優を食っていましたね。
とても芝居で演じている役とは思えない程に自然体、そして彼女の瞳は正に、両親の離婚に因って両者の元をピンポンボールの様に行ったり来たりとたらい回しにさせられてしまう幼子の哀しみの表情を、その小さなつぶらな瞳で、見事に魅せている。

そして、この映画ファーストシーンから、このメイジーの母親や、父親のキャラクターを観客に一瞬にして理解させ、メイジーの切ない心が理解出来るように、様々な工夫が取り込まれえいるのは、思わず舌を巻くものばかりでした。
流石はスコット・マクギーとディビット・シーゲルのコンビの監督作品だけあるわ。
彼らがかつて監督した作品の「綴り字のシーズン」も家族の危機からの脱出を描いた見事な作品だった。セリフの一つ一つがとてもリアルであり、確かな演出が物語に深みを加えていた。
そして、この作品では、新しい家族の姿として、注目を集めた「キッズオールライト」のスタッフが集結して本作は作られていると言う。
この「キッズオールライト」もゲイ(ビアン)カップルと2人の子供を軸に、家族の絆や、家族の在り方を問うた、素晴らしい作品であった。
特に、人種の坩堝のアメリカでは、ほぼ単一民族国家である、日本に比べると遥かに多様な人種が国を形成しているために、それぞれの民族が培ってきた考え方や、生き方の相違などの価値観の異なる文化を持った人々達が、同じ国に暮している事から生じる様々な、クロスカルチュアルな摩擦を見事に描いていた秀作だった。

そして私は、この映画「メイジーの瞳」のラストの海辺のシーンがとてもとても大好きだ。
これはまた、思い出の名ラストシーン映画として語り継いでいっても良い名シーンだと思う。
ロックバンドグループのヴォーカルである母スザンナをジュリアン・ムーアが熱演するあのラスト近くのシーンは最も感動的だった。
その後に海辺で、メイジーが遊ぶシーンは、新たな時代の家族の形の在り方を指示しているようでいて本当に感動的なのだ。
NYの街並のシーンや、そしてラストの海辺のシーンも含めてこの作品の全編が映像的にとても綺麗に描かれている点が、更にこの幼子のメイジーの深く哀しい眼差しと相反して哀しみをそそる映像作品だ。
母スザンナの新たな夫を演じていたアレクサンダースカルスガルドにこれからのハリウッド作品を期待したい!
子供の親権問題を扱った感動作はこれまでにも「クレイマーVSクレイマー」「アイアム・サム」を含めて多数有るが、本作もこれらの名作と引けを取る事は無い。
小品では有るけれど、立派に名作の仲間入りとなる作品だと思う。
是非映画館で、この感動を味わって観て欲しいなぁ~

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ryuu topiann

4.0あまりに切なくて、やるせないよ。メイジーちゃん

2013年12月4日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

知的

登場人物の中で、実は、メイジーが一番大人だったのかもしれない。。。

身勝手な大人に振り回されつつ、文句も言わないメイジー。
でもちゃんと、自分を愛してくれている本当の人はわかっている。

そんな大人の中で、揺れ動く少女をとってもうまく演じていました。
自分のわがままや要求を通す事が当たり前であろう、楽しいはずの少女時代。
メイジーは、敏感に大人達が何を考えているのか察してしまいます。

最後の舟に乗るシーン。メイジーが初めて自分の我を出したシーンを見て、思わずウルっと来てしまいました。

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kurikuri

5.0模擬家族をハートフルに描く作品。主演のアプリールちゃんが可愛い過ぎますぅ~!

2013年11月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

幸せ

 家族の物語として以前見た『キッズ・オールライト』はとても感動しました。この作品は『キッズ・オールライト』と同じスタッフが作っているそうなのでとても期待して参加しました。
 期待通りとてもハートウォームな作品で、じんわり涙がこみ上げてきました。当時6歳の主演オナタ・アプリールちゃんの演技がとても自然で、演技だと思えません。そして、可愛いを超えて、人を引き付ける魅力溢れる子供なんです。彼女を見ているだけで満足できることでしょう。そんなメイジーだからこそ、両親それぞれの再婚相手もメロメロになって、わが子同然の関係になって行くのも頷けます。
 昨日の試写会では、そのアプリールちゃんを生で見てきました。作品では6歳でしたが8歳に成長したアプリールちゃんは、もう大人びた美貌を感じさせます。キラキラ輝くようなオーラを放つ存在感のある「子役を超えた女優」さんでした。超可愛いいハート
 でもとってもシャイで、舞台挨拶では緊張してほとんど語れないのですぅ。腰をくねくねさせて恥ずかしそうに語るアプリールちゃんも可愛くて、観客から大拍手!なのに演技では凄く自然なお芝居ができるところが、意外でしたね。

 作品のテーマは両親の離婚と、そこから作られる新たな家族の形。
 両親が離婚して、親権が10日ごとに交替し、それぞれの両親の自宅を行き交う変則的な生活を強いられるメイジー。ところが、父親は国際的な不動産ブローカーで、母親もまた世界的に人気のあるロックシンガーなのでツアーに明け暮れる日々。多忙な両親からおいけてぼりを喰らうメイジーは、仕方なく両親の再婚相手であるリンカーンとマーゴを頼るようになって…。

 メイジーの魅力は、再婚相手までくっつけてしまうのです、なんと!そこで始まるのは、リンカーンとマーゴとのまるで親子のような共同生活。疑似家族を描いた作品として、『家族はじめました』があります。この作品は、両親が突然死んで後継人に指名された男女が親代わりになって、やがて恋愛関係になって行くというストーリーですが、本作の方が疑似家族になっていく過程が自然だと思います。
 リンカーンとマーゴの間ではしゃぐメイジーの姿が、とっても幸せそうで感動しました。
 こうなる前には、リンカーンとマーゴの双方も身勝手な両親から、離婚を突き付けられていたのです。マーゴなんて籍も入れてもらえず、そのため鍵を忘れたら、部外者としてマンションの管理者から自宅に入れてもらえず、入り口で泣き崩れていたのです。そこへメイジーが偶然やってきます。そっと肩に手を差しのべて寄り添う姿に、メイジーの優しさを感じて、クグッときましたねぇ~。

 ラストはマーゴたちが暮らす家に、突然母親のスザンナがツアーバスごと乗り付けて、メイジーもツアーに同行させようと、カモンと命じます。ファイナルアンサーですね。
 どうなるか、皆さん察しはつくでしょう。本作は、血のつながりばかりが家族であるとは限らないという家族の形を、辛らつながらも温かな珠玉のストーリーに仕立てました。 両親の身勝手さに翻弄されつつも、自分の未来を開いていくメイジーの必死な行動に思わず感情移入されることでしょう。

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流山の小地蔵