劇場公開日 1958年12月28日

「娯楽映画の〝超絶技巧〟の見本市」隠し砦の三悪人 グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0娯楽映画の〝超絶技巧〟の見本市

2021年10月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

娯楽映画として快感を味わえる要素ですが、鑑賞直後に思いつくだけでもこんなにあります。
映画館で未見の方、新作を一本我慢してでも見る価値大有りだと思います。

・バディもの(しかも、見方によっては何パターンかある)
・アクション(地上、馬上。水中はさすがに無い、落とされるのはあったけど)
・臨場感(砂利の坂道のシーンはこちらまで本当に息が上がりそうな感覚になる)
・ロードムービー
・ピンチの連続、機転と偶然による切り抜け
・ハンソロとルークが表彰されるシーンの再現(本当は、スターウォーズのほうが再現してます)
・いわゆる弥次喜多コンビ的な笑いに醸し出される人間臭さ
・そこにいかつい三船敏郎が加わってのコント
・痛快な逆転劇(裏切り御免❗️)
・若姫(強気で、お転婆で、キレのある美人)の成長
・志村喬さんを贅沢に使っての忠誠心
・歌と踊りのエンタメシーン
・多数のエキストラによる規模感

グレシャムの法則
とみいじょんさんのコメント
2021年10月5日

コメントありがとうございました。

グレシャムの法則さんのレビューも、要点が整理されていて、わかりやすいですね。

ただ、「人生でこれ以上の・・・」となると、他の映画も挙げたくなってしまいます。
 志村氏の贅沢使い映画なら、『用心棒』『椿三十郎』「天国と地獄」も捨てがたいです。黒沢監督ならではですね。もちろん『生きる』も無駄使いではないですが「人生で…」に挙げたくなります。
 他に、『怒り』や『だれもが愛しいチャンピオン』も挙げたくなります。

映画って奥が深いですね。

とみいじょん
bloodtrailさんのコメント
2021年10月3日

グレシャムの法則さをへ
ホントに見本市でした。歌と踊りの火祭りの使い方(ストーリーの中での必然性)には感嘆するばかりです。

bloodtrail