「銀幕の銀魂、ファンならその目に焼き付けろぉぉお!」劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ 疾走チェイサーさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5銀幕の銀魂、ファンならその目に焼き付けろぉぉお!

2013年7月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

興奮

銀魂ファンの私としてはかなり笑わせてもらいました。かなりキレキレです、スクリーンで大丈夫なの?映倫に引っかかってない?と心配になるほどの下ネタに失笑を通り越して爆笑。チンさんのくだりが鉄板。ここまでしてくれたら、ファンとしては文句無しです。

さらに、映画の舞台が五年後の世界というだけあって、キャラの変わりように色んな意味でメロメロです。新八は中二病イケメンで、神楽がツンデレ峰不二子。特にエリザベスに関しては思わず惚れました(笑)

それに笑えるだけでなく、ちゃんと泣かしてくれました。熱い人情劇は、ジャンプ内でもこの作品がピカイチではないでしょうか。空知先生の人間の秘めた優しさと格好良さを書き上げる才能には感服です。天才だ。

原作者書き下ろしだけあって、ストーリーはファンとして大満足でした。

しかし、一つだけ残念なポイントを挙げるとすると、殺陣のシーンです。画面が少し暗くて見えにくい。アニメ版より迫力が落ちて物足りなさを感じる。殺陣のシーンはアニメスタッフにお任せだったらしいです。ファンとしてはちょっと残念。でも、エンドロールの演出はアニメ完結に相応しい演出でした。

総評としては銀魂ファンとして贔屓目に見て、かなり高いです。入場者特典の零巻風メモ帳は、随所に空知先生のネームがあり貴重なコレクターズアイテムです。

ファンならDVDレンタル待たずに、劇場で見やがれ、コノヤロォォォオ‼‼

疾走チェイサー