劇場公開日 2012年11月23日

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「昔ながらのストーリーながら」人生の特等席 Golgo14さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0昔ながらのストーリーながら

2012年12月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

幸せ

映画ファンとしては
ストーリーはよくあるパターンで、単調ではあるが楽しめる。
父親と娘のホームドラマとして観れば人によってはウルッと来たり、そしてハッピーな気持ちになれるかも。

クリント・イーストウッドファンとしては
「ローハイド」からマカロニウェスタンを経由して監督・出演した「グラン・トリノ」や「マディソン郡の橋」で確固たる地位を築いたのに、何故いまさらこの作品に出演したのか意味不明。
名作「12人の怒れる男」を制作・主演したけど、遺作「黄昏」On Golden Pondで晩節を穢したヘンリー・フォンダのようにはなって欲しくないなぁ。

MLBファンとしては
やっとナショナル・リーグのチームを取り上げてくれて嬉しい。
「くたばれヤンキース」以来「エイトメンアウト」、「メジャー・リーグ」、「マネー・ボール」全部アメリカン・リーグ。
でもミッキー・マントルが好きだってやっぱりア・リーグかよ!
アトランタ・ブレーブスが舞台ならアルバート・プーホールズの再来じゃなくてハンク・アーロンとこなくちゃ嘘でしょ。
ディテールがお粗末。
単にアメリカ人男性は野球が好きだということを言いたかっただけに使われた小道具だったのかな。

Golgo14