「普段は大迷惑の自転車だが・・・」プレミアム・ラッシュ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5普段は大迷惑の自転車だが・・・

2020年5月22日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 車に乗っていると無謀な自転車にやきもきさせられるのですが、この映画を観ると、とにかくバイクメッセンジャーを応援してしまう。そういえば、自身でもこの頃自転車を購入。怖いので乗るのはやめた・・・たった2か月で。

 最近は少なくなったけど、やはりこうした作品の影響で信号無視する自転車が多くなったのだろう。コナンの影響でスケボーが再び人気になったのもこの頃か。何だよ!危ねーな!と、事故に巻き込まれそうになったことも多い。そして下火になったのも車にドライブレコーダが増えてきたからなのかもしれません。

 NYのバイクメッセンジャー。日給80ドルくらいで頑張ってるみたいだけど、ほぼ命がけ。死ぬことを恐れちゃやっていけない世界。主人公ワイリーなんてブレーキがついていない自転車なのだ。今更ながら初めて知ったのが、警察も自転車隊みたいなあって、違法な自転車便を追いかけている光景。

 結局は悪徳警官(マイケル・シャノン)が違法賭博ですった金をチャラにしてもらうため、子供が渡米するための大金を奪おうとするストーリー。もうトランスポーターの自転車版といった感じ。時系列をいじってあるので、かなりスリリングな展開となっていて、自転車チェイスにここまで手に汗握ることになるとは・・・と、また自転車が欲しくなってきました。だけど、ジョセフ・ゴードン=レビットの実際の怪我の映像を見ると・・・

kossy