劇場公開日 2013年4月26日

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「仇討ち」藁の楯 わらのたて harukitaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0仇討ち

2013年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

日本にもかつて仇討ちを認めていた時代があった。父兄を殺された者が殺した相手に敵を打つ話はたくさんある。
本作は現代版の仇討ちである。
孫を惨殺された男が財力に物を言わせ国民を巻き込んで復讐する話である。
孫というのがいかにも現代っぽい。

ある意味親兄弟よりも孫という存在は愛しく、幼い子供たちが被害に合う事件があまりに多い現代日本に合った作品なのだろう。
そんな事件を見聞きするにつけ、死刑になったくらいでは足りないのではないか?正直そう思うことがある。
危険な発想だし、法治国家である日本では当然許されないことであるが、子供に対する犯罪には「死刑じゃ足りない」くらい犯人を憎らしく思ってしまう。

本作では、その憎らしい犯人を命を懸けて護送するSPの葛藤を描いたものである。

そして観賞後の感想として
藤原竜也演じる犯人に思うことがある。
やはり死刑では足りないのかも…と。

あくまでも私個人の感想ですが。

harukita