劇場公開日 2013年6月15日

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「【”福田雄一ワールド”が本格的にアイドリングを始めた作品。根拠のない超ポジティブ中年男の姿を、まさかの堤真一が演じた作品でもある。】」俺はまだ本気出してないだけ NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【”福田雄一ワールド”が本格的にアイドリングを始めた作品。根拠のない超ポジティブ中年男の姿を、まさかの堤真一が演じた作品でもある。】

2020年2月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 レビュー得点を見ると、何と2.9点というロー・スコアである。

 が、私は今作を2013年に劇場で観た際に、チープ感半端ない映像の中で繰り広げられるおバカ過ぎるストーリーをとても楽しんだ記憶がある。

 <大黒シズオ(堤真一)の10カ条>
 第1条 年下にもどんどん金を借りるべし
 第2条 ウケずともボケるべし
 第3条 人生は300年と思うべし (成程、とちょっと思う・・)
 第4条 会社がイヤなら脱サラすべし (当時、魅力的なワードであった)
 第5条 ボツになっても描き続けるべし
 第6条 将来よりもいまを生きるべし
 第7条 叱られても聞き流すべし
 第8条 子どもに交じって遊ぶべし
 第9条 ケンカをしたら家出すべし
 第10条 何ごとも運と時代のせいにすべし

 彼は、この信条に基づいて行動するが、意外と深い部分もある。

 大黒シズオの”自分会議”のシーンもおバカながら面白い。
 特に、カミ(安っぽいTシャツに手書きで”カミ”と書いてある。:この手法は、”聖☆おにいさん”に引き継がれている。ニルバーナ・・・)との遣り取り。

 現在の福田組の主要メンバーである
 ・佐藤二朗(怪しい占い師)
 ・山田孝之(金髪元ヤン 市野沢秀一:大黒のバイトの同僚となる)
 が、脇を固め更に

 ・石橋蓮司(シズオの父:二人の喧嘩シーンが又おバカで笑える)
 ・橋本愛(シズオの娘:友達以上、親子未満という微妙な関係だが、意外と優しい)
 ・浜田岳(調子の良い、担当編集者)
 ・蛭子能収(行きつけの居酒屋の常連)
 ・生瀬勝久(親友)

 など、今にして思うと何とも個性的な俳優、大集合作でもある。

<2013年6月16日 劇場にて鑑賞>

<この作品、2020年にDVDでレンタルできるのだろうか?>

NOBU
しろくろぱんださんのコメント
2021年5月23日

おはようございます。
映画.comのレビューするところの下に予告編、フォトギャラリーを見ました。
私はスマートフォンでレビューしてます。パソコンと違いますか。

しろくろぱんだ
しろくろぱんださんのコメント
2021年5月22日

あっ。予告編も面白かったです。

しろくろぱんだ
しろくろぱんださんのコメント
2021年5月22日

NOBUさんこんばんは。
コメントありがとうございます。
堤真一をはじめ共演者の皆さんもよかったです。シズオに感動するところもあって笑いながらみてました。♪

しろくろぱんだ