劇場公開日 2013年11月9日

「個人的にはこういうのもういいかな。」清須会議 えんぞさんの映画レビュー(感想・評価)

個人的にはこういうのもういいかな。

2020年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幼稚園の発表会みたいでした。 史実だから結末はわかってるので 経過や人間関係をどれだけ魅力的に独創的に描くか・てなところをみてましたがどれもこれもイマイチでしたね 残念。

好きにキャラをいじって中間を創作しときながら それが素敵でもなく、で、史実の結末にもってこうと後半から強引にすべて聞き分けいい人たちにしちゃった感が拭いきれず。

藤吉郎を狡猾に描こうとあんな風貌やキャラにしたのかと個人的に察してあげますが、じゃあ寧がなぜあれほど惚れてるかまったく腑に落ちない仕上がりでしたね・とかね。 冒頭、家族が農作業にまみれてる様子を前面に押し出しといて藤吉郎は日焼けもしておらずツルンとした肌で不気味・とかね。

それにしても… 国内の、今をときめくオールスターな人たちはなんでああも同じような演技なんでしょうかね。 賢さの演技はすべてすました口調で目線を合わせず早口で畳みかける。 これってたとえば現代ドラマで弁護士やエリート官僚と同じですよね、演技じゃなく台詞で説明するから台詞が長尺。 長いから即座に相槌を返すのでシーンに間がない。 クイックなキャッチボールが機知に富んだやりとりだと勘違いしてるのでしょうか、それと真逆の役柄は 単に粗野で大声で喚き立てるだけ。。

役者の力量、というか演出が問題なんでしょうか。

えんぞ