劇場公開日 2013年1月26日

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「阿部寛と忽那汐里の魅力だけかなぁ」つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語 Chisaさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0阿部寛と忽那汐里の魅力だけかなぁ

2015年2月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

幸せ

阿部寛と女たちの物語かと思って観たら、阿部寛が家族を捨てて大島へ駆け落ちした「松生 艶」という女と過去に関わった4人の男たちと、その家族や恋人の物語だった!
艶が危篤になったことを、阿部寛は男たちへ順番に伝えていく。
親切心というより義務感というか、嫌がらせに近いような雰囲気、、、
男たちはもちろん艶の存在を女たちに知らせていなかったから、突然の艶の危篤の知らせを聞いて、男も女も戸惑う。
艶に最後に会うため大島に行く男、変わらぬ生活を送りながら艶との記憶に想いを馳せる男。
そんな男たちを見ながら、女たちは少しずつ変わっていく。
一人一人の女たちにじっくり焦点を当てて心境の変移を丁寧に描いていて、特に真木よう子と忽那汐里親子のストーリーが好き。
小泉今日子のストーリーはあまり共感できなくて、「で?」ってなった。
「桐島、部活やめるってよ」と同じように、作中に艶は後姿のみしか現れないので、男たちの証言から想像することになる。
自意識過剰、自己顕示欲の塊、ヒステリック、病的。私か!
観終わった後に「松生 艶」っていう名前が「待つお通夜」って変換できると気付いて( ´艸`)プッてなるなど。

Chisa