劇場公開日 2013年1月26日

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「男の愛と女の性愛。」つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語 はるさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0男の愛と女の性愛。

2020年3月29日
PCから投稿

女が過酷な人生を生き延びていくには愛どころではないのだ。頼れるものを渇望するのだ。
だから性愛を求める。男は愛があればどんなにひどい人生でも生き延びていける。だから愛されることを求める。
そんなことを感じさせてくれた映画だった。
ざまあみろ!おまえを愛したのは俺だけだ・・・
そんな独白が本音なのだろう。
実に寂しい話だ。
寂しい女と男のいつもの独り言に過ぎないが、
それでも慰めあいながら生きている風景がスクリーンいっぱいに広がっていた。

はる