劇場公開日 2013年1月26日

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「愛の形は複雑、そして映画も複雑…」つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0愛の形は複雑、そして映画も複雑…

2016年3月10日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

寝られる

死にゆく女。
その夫。
死にゆく女に関わった男たち。
その女たち。

ある一人の女の存在が関わった男たち女たちに波紋を投げかける。
てっきり華麗なる愛の遍歴が語られると思っていたが、第三者的立場の女たちの視点から。
これがややこしい!
間接的なエピソードが延々展開する上に、関係を持った男の妻とか、元夫と関係を持つ女とか、愛人と噂された男の恋人とか、人物設定もいちいちややこしい!
愛の形は複雑。
ましてや本作のように複数の男たち女たちが関われば尚更で、一筋縄ではいかない愛の形を描いたと解釈すればこれはこれでアリだが、結局何を言いたかったのか伝わって来ず。
一応映画なんだからさ…。

それでも何とか最後まで見れたのは、阿部寛、小泉今日子、風吹ジュン、真木よう子、大竹しのぶ、忽那汐里ら豪華な顔触れのお陰。
が、官能的な愛の話でもあるのに、大胆なシーンを演じたのは野波麻帆ぐらい。
でも、ヌードや濡れ場も披露しているのに、お○ぱいも映さないのは如何なものか。

近大