劇場公開日 2012年12月21日

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「人生は人を愛すること」レ・ミゼラブル(2012) T.Tomさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0人生は人を愛すること

2014年3月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

罪を許し手を差し伸べることで人は変わる。自分の周囲の人々の幸せのために生き、託された子供を我が娘のように愛し育て、娘の幸せのために命懸けで行動し別れを選択する。娘の幸せを導き天国へ行く。

ジャンみたいな人ばかりの世の中ならいいのに。理想ではあるけど性善説で生きるのは難しいし、あり得ない。この世では現実味を感じれない。でも素直にそれを信じ実現する人に憧れる。

法が絶対的正義と信じ生きてきた警部が死を選ぶシーンは武士の切腹のようだった。生き方を変えられない強いプライドを感じた。そして愛することを知らない人は愛を受け止めることができない。

アンハサウェイが堕ちるところまで堕ちた時の歌は感動的だった。

T.Tom