劇場公開日 2012年12月21日

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「評価の別れ方が興味深い作品」レ・ミゼラブル(2012) asicaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0評価の別れ方が興味深い作品

2020年2月8日
iPhoneアプリから投稿

これは公開当時に見に行った。

私は夫と行き、終わって隣を見ると声なき号泣をしていて
「え?どこで?泣くところあったっけ?」
となった。
私も面白くなかったわけではなかったし 映像美に浸れた感動はあった。筋はもうもちろん知ってるわけだし。
でも泣くってないわ〜と思った。

次にしばらくして娘が彼氏と見に行った。
これまた隣でボロ泣きの男子を横に、まあ凄かったけど泣く場所はどこだったんだろうかと 自分の涙腺の頑丈さを恨めしく思ったと言って帰って来た。

そこで二人で
これって男に訴えかける物がある映画なのかねえ
という結論を付けたんだったけれど、できる事ならその辺り、ここの皆様に伺ってみたいものだ。

ついでに言えば
夫は レ•ミゼラブルは 原作を知らなかった。
チョコチョコとした有名なエピソードをうっすら知っているかもなあ、程度だったようだ。

まあそれなら感動もあるのかな、とは思うけど
後半の皆様の歌い上げに、私の温度は逆に下がり気味になって見終わったため、場内の点灯で夫が頬を不器用に拭っているのを見て、それはそれは驚いて映画の感想どころじゃなくなった事しか印象がなくなってしまったのだった。

asica
asicaさんのコメント
2021年5月2日

CBさん
泣けるんですね〜。なるほど。
敗者の美学ですか、恥ずかしながら気付きもしませんでした。
ところで
女の人で号泣の人っているんでしょうか?皆さんのレビュー見ても性別が今ひとつわからないももあったりしてww

asica
CBさんのコメント
2021年5月1日

> 泣くところあったっけ?

泣く男の一人です(年寄りのせいもあるけれど)。
自分は、学生の蜂起、そして市民が立ち上がらなかったために無駄死にしていくというシチュエーションですね。
"敗者の美学" みたいなものに、涙することは多いです。
だからまた、最後の、皆が、砦の上で笑顔でいるシーンで、再び泣ける、ってわけで。

CB
NOBUさんのコメント
2021年5月1日

度々の度々・・。
 エディ・レッドメインは、椅子やら机やらをバリケードにして革命運動をしていた、コゼットの恋人マリウスとして、ジャン・バルジャンを筆頭にしたキャストの中でも、メインに近い役柄でしたね。
 そういえば、私がエディ・レッドメインを知ったのは、今作の前に公開された「マリリン 7日間の恋」でした。マリリン・モンローを演じたミシェル・ウィリアムスの蠱惑的な美しさが印象的ですが、マリリン・モンローの束の間の若き恋人を演じていましたね。
 初見時には、今の様な大スターになるとは、よもや思いませんでした。長く映画を観ていると、色々な愉しみもありますね。
 では、又。(今日は、1日なので敢えて自宅で過ごします・・。込むのが嫌いなんです・・。)

NOBU
NOBUさんのコメント
2021年5月1日

おはようございます。
  私は今作は2度、時間を空けて劇場で鑑賞しました。
  そして、幾つかのシーンで落涙しました。
  今作を観て、男性が涙する気持ちは分かる気がします。
  それは、ジャン・バルジャンだけではなく、ラッセル・クロウが演じたジャベール警部を始め登場人物が立場は違えど、自らの生き方に誇りを持つ姿や、敵対する相手に対しても敬意を表する場面が心に響いたからだと思っています・・。

NOBU
たなかなかなかさんのコメント
2020年5月9日

asica様、コメントありがとうございます😊
自分はどちらかと言えば涙脆い男ですが、この映画では号泣はしませんでした(笑)
アン・ハサウェイが「夢やぶれて」を歌うシーンでは涙ぐみましたが、それは彼女の表現力に圧倒された為で、映画の内容で泣いたわけではないですね。ご参考までに(^^)

たなかなかなか
bloodtrailさんのコメント
2020年4月17日

ハンドタオル常備してるbloodです。違う夢を見て、夢破れた人達が揃ってるってのが同情を誘ったんですかね?逆に、フランス版「最強の二人」を観た時は、隣の女子がボロ泣きしてて、フフフ笑してた俺は「???」になりました。ツボには個人差があるんですね。

bloodtrail