くノ一淫法 百花卍がらみ

劇場公開日:

解説

ある藩の世継をめぐって、藩と幕府のくノ一を総動員しての忍法合戦を描くポルノ時代劇。脚本は「赤線最後の日 -昭和33年3月31日-」の武末勝、監督は「続ためいき」の曽根中生、撮影は「男女性事学 個人授業」の森勝がそれぞれ担当。

1974年製作/76分/日本
配給:日活
劇場公開日:1974年8月3日

ストーリー

秋月藩主・若狭守とお真知の方には永い間世継が生まれなかった。若狭守が十五歳の時、前藩主の側室・お蓮の方に忍び込まれ、そのショックが永い間尾を引いているのだった。一方、幕閣では、将軍家斉の子を世継に送り込もうと画策し伊賀の服部半双を秋月藩に潜入させた。一方、秋月藩家老の堀口三左衛門は、風魔一族のくノ一、月之丞に若狭守警護を依頼した。ある夜、お真知の方が伊賀者に連れ去られ、後にくノ一の白蛇女が彼女になりすました。白蛇女のお真知の方は、その淫法によって若狭守をふるい立たせるが、それと知った月之丞は若狭守を術から解き、救出する。風魔のくノ一・小雪は、月之丞を応援して活躍、伊賀者・亀首は打ち果たしたが、雁首との忍法合戦で合い打ちになって果てる。若狭守は、亡き母に似ている月之丞に次第に魅かれていき、彼女に暗示をかけられ“風魔小太郎”になった時は、颯爽とした若武者ぶりを発起した。月之丞もそんな若狭守に魅かれて、ある夜二人は固いちぎりを結ぶのだった。陰謀が事ごとく失敗した服部半双は、お蓮と中老の黒岩典膳との逢い引きの場を襲い、二人を殺害した。一方、月之丞と白蛇女の秘術をつくした淫法合戦がくりひろげられていた……。

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