角屋七郎兵衛の物語 ベトナムの日本人町

劇場公開日:

解説

江戸時代、貿易のためにヴェトナムへ渡った日本人の足跡をたどるドキュメンタリー。演出は、「安心して老いるために」の羽田澄子と、山田浩哉の共同。「歌舞伎役者・片岡仁左衛門」全六部完成・公開を記念した、『羽田澄子特集』の中で公開された。芸術文化振興基金助成作品。16ミリ。

1995年製作/55分/日本
配給:BOX東中野
劇場公開日:1995年12月2日

ストーリー

17世紀前半の江戸時代、東南アジア諸国との貿易に活躍した人たちがいた。彼らは、朱印状によって海外渡航の許可を得、朱印船で海を渡って行き、日本の国際化に貢献した。角屋七郎兵衛も、そんな一人。伊勢松阪の豪商だった彼は、ヴェトナムのホイアンという町に移住し、物質的な貿易ばかりでなく、文化の交流に活躍するようになる。ところが、日本の幕府の政策により鎖国令が施行。彼はヴェトナムに取り残されたばかりか、その地に眠ることになった。そして、およそ300年後の現在、ようやく平和を取り戻したヴェトナム・ホイアンを訪れたスタッフは、角屋たちが残した日本的文化・風俗やヴェトナム戦争をかいくぐった日本人墓地などにめぐり逢うことになるのであった。

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