社員無頼(反撃篇)

劇場公開日:

解説

「社員無頼 (怒号篇)」の続篇で、脚色・岡田達門、井手俊郎、監督・鈴木英夫、撮影・逢沢譲と前作と同様の顔ぶれである。

1959年製作/86分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1959年6月2日

ストーリー

大阪に着いた雄吉は、友人の浩介から興和工業の渡辺専務に紹介された。興和工業は社長派と渡辺派が会社の実権をめぐって争っていた。隅田は社長派だ。その隅田に反感を抱く雄吉を味方に引き入れ、隅田の不正をあばき、それを機に社長を失脚させるのが渡辺の計画である。雄吉は渡辺に誘われて行ったキャバレーで、隅田の妻・由美子と出会った。恋人を隅田に奪われた雄吉は、由美子を誘惑して隅田に復讐してやろうと思った。だが、突然姿を現わした蘭子がそれを妨げた。その頃、隅田に捨てられた美奈が自殺を図った。雄吉は東京に戻り、隅田一派の不正をさぐるため、柿原工業に再入社しようとした。大阪で貰った十万円の軍資金を鬼田に渡し、隅田への橋渡しを頼んだ。隅田は雄吉をいじめる目的で小使として入社させた。雄吉は隅田の身辺をさぐり、大阪へ情報を送った。が、大阪からは何の反応もなかった。その上、再び隅田のために会社を追われた。雄吉は大阪へ行ったが、渡辺専務の態度は冷たかった。社長と専務の派閥争いは終ったのだった。そんな雄吉に、救いの手をさしのべたのは蘭子だ。彼女は雄吉を大東工業社長である伯父の相沢に紹介した。相沢は柿原工業の株を買い、興和工業から借りた六千万円の借金を返済してくれるというのだ。雄吉の使命は終った。彼は勝ったのだ。

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