俺は流れ星

劇場公開日:

解説

松浦健郎の原作を、今村文人が脚色し、「俺は銀座の騎兵隊」の野口博志が監督した歌謡アクション・ドラマ。撮影も「俺は銀座の騎兵隊」の永塚一栄。

1960年製作/51分/日本
配給:日活
劇場公開日:1960年6月18日

ストーリー

サックス吹きの名手健次は、クラブ“トーキョー・タウン”のバンドに務め、社長松原の用心棒も兼ねていた。ある日、グラマーのミナと恋人のサックス吹き一郎がクラブに飛びこんで来た。一郎の腕はダメだったが、ミナの肉体に目をつけた松原は、子分の神戸のすすめもあって、二人を雇うことにした。さっそく松原はミナを誘惑した。松原の仕事に嫌気がさした健次は、足を洗うことにした。松原は神戸に彼を殺せと命じた。計略を知った健次は逆に神戸を倒し、クラブに戻って松原からミナを取り戻し、一郎に金をやって二人を逃がしてやった。一年後--ある港町で健次は愚連隊から道子を、コパ興業と三崎組の喧嘩からコパの身内ゲンの二人を救った。翌日、健次はキャバレー“コパ”で社長の酒井らと祝杯をあげた。そこで酒井の情婦に会って驚いた。ミナだった。一郎は旅先で死んだという。酒井の手下醍醐は健次におとらず拳銃がうまかった。彼は酒井が三崎組をペテンにかけたのに反感を抱いていた。健次は三崎組の事務所へ喧嘩の真相をたしかめに行った。そこで子分の圭三に乱暴された。それをとめたのは親分の娘道子だった。圭三は嫉妬に狂い健次を襲った。が、彼に諭されて道子とカタギになると誓った。ミナは健次に言いよった。酒井が盗み聞いた。ある日、神戸が健次のことで酒井のところにやって来た。その夜、健次は神戸に狙撃された。だが、死んだのは神戸だった。醍醐が救ったのだ。酒井も倒れ、醍醐も凶弾に倒れた。翌日、健次は波止場に一人サックスを持って立っていた。どことなく淋し気に……。道子とミナがかけつけた時には、どこへともなく立去った後だった。

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