劇場公開日 1960年1月14日

「女優を見る三編」女経 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5女優を見る三編

2020年5月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

じょきょう。60年大映。三編オムニバス映画。
①耳を噛みたがる女・監督増村保造
男を手玉に取るのが上手いホステス若尾文子。だが本当に好きな人があり…。また若き川口浩と共演しとる。快調な一遍。

②物を高く売りつける女・監督市川崑
失踪中の作家の船越英二が海岸で謎めいた女に会う。ホラーめいた展開、かと思わせて…。美しくも怖い山本富士子。

③恋を忘れていた女・監督吉村公三郎
京都を舞台にやり手の京マチ子が切り盛り。京都弁が恐く響く。こういう京マチ子には到底敵わぬ感。だがラストはいい感じに。ちょっと唐突に過ぎる気はしたけど。

好みは①の増村作品でした。

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散歩男