劇場公開日 1965年1月3日

「運命のいたずらとは正にこのこと」侍(1965) 柴左近さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0運命のいたずらとは正にこのこと

2020年10月20日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

三船敏郎演じる主人公の人生がとにかく悲しい。運命とは残酷で容赦がない。
「桜田門外の変」を橋本忍が大胆な解釈を加え脚本を書き(原作は侍ニッポン)、三船との仕事も多い岡本喜八が監督した傑作時代劇。

特にラストの大雪の中でのアクションシーンは邦画史を代表する名シーンと言っていい。

柴左近