波止場で悪魔が笑うとき

劇場公開日:

解説

銃殺された弟の復讐に燃える男の戦いを描くアクション映画。監督は「母恋鳥」の中川順夫。主演は「黒い傷あとのブルース」の牧真史。

1962年製作/日本
配給:大宝
劇場公開日:1962年1月3日

ストーリー

幾月振りかで海から帰った速水健次を待っていたのは、弟信吉の死であった。しかもただの死に方ではなく、信吉のからだにはルガー08の弾丸がぶちこまれていたのだ。警察では、麻薬密輸にからんだ殺しだと睨んでいた。真面目な弟が麻薬に関係あるなど信じられなかった健次は、友人岡本の妹で信吉の恋人だった由紀と一緒に弟のことを調べはじめた。健次はまず、殺された現場にあったR・Mのイニシャル入りライターを手に入れた。数日後、健次は、なぜか会うことをさける友人岡本を誘って、バー銀河へ行った。そこの踊子をみて健次はハッとした。緑川ルミ、頭文字がR・M。健次はルミの紹介で銀河のボス、陳峯徳の一味に加わった。仕事は麻薬の密輸。ある日、彼はちんぴらの留と三郎から意外な真相を聞き出した。信吉と岡本は、殺し屋ジミーに撃たれた裏切者を、あやまって轢いてしまったことから陳の仲間にひき入れられたのだ。二人は白タクを使ってペイ運びをやっていた。健次が麻薬に関係するのを心配した岡本は、陳に健次を離してくれと頼んだが、陳はそんな岡本をジミーの手で消させてしまった。また健次は陳からルミを殺せと命じられたが、ルミは今では健次にとって忘れられない女になっていた。ルミが信吉を殺す手引をした女であることを知っても、健次には殺すことが出来なかった。ルミを海岸に連れ出したものの、どうすることも出来ない健次。そんな二人を砂丘の陰で狙っている男--すべてが陳の陰謀だったのだ。ついに健次の怒りは爆発した。そして、暗い波止場では凄絶な射撃戦が始まった。

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