宇能鴻一郎の上と下

劇場公開日:

解説

宇能鴻一郎の同名ポルノ小説の映画化で、退屈しのぎに下宿屋を始める若妻と下宿生たちのSEXをコミカルに描く。脚本は「野球狂の詩」の大工原正泰、監督は「宇能鴻一郎のむちむちぷりん」の白鳥信一、撮影も高作の畠中照夫がそれぞれ担当。

1977年製作/68分/日本
配給:日活
劇場公開日:1977年8月6日

ストーリー

〈あたし〉はおんなざかり。夫の出張が多くて毎日が退屈で欲求不満気味。そんな彼女が思いついたのは、二階を貸して下宿屋を始めること。最初の下宿人は浪人中の学生。この学生、彼女のミニスカートの奥をみつめ、ノボセッ放し。そんな学生をもて遊ぶ彼女は、突然の夫の帰宅におどろき、学生を外へ逃がす。夫は若い妻を見てすぐに興奮し、すかさず彼女にせまってきた。外へ出された学生、おもしろくないと玄関のチャイムを鳴らしこの主人を呼び出し、そのすきに庭から入りこみ若妻を抱くといった具合。結局最後には、学生さんつかれて田舎へ帰ってしまった。いとこのヤスコは、次に下宿した金野と彼のガールフレンドの好美の荒い吐息に少々興奮気味。どうやら彼女はまだ処女らしい。そして映画でお馴みの応援団そっくりの青木政道が部屋をかりにやって来た。この男も、彼女のとりことなり、ヤスコの処女までもうばってしまう。この青木の先輩というのが、とてつもなく大きな、いちもつを持っており、若妻を何度となくまいらせた。そして、次に下宿をたのみにきたのが、コンガ王国のザンボ君。主人の留守を狙っていつものように挑発するとナニを石できたえただけあり、さすがにすごい。海を越えた人間愛。でも、このザンボ君電気コケシをみつけ、それを“愛のコリーダ”の切り落としと勘違いし、一目散に逃げ出してしまった。どうしてみんな居着かないのか。早く誰か相手して、只今、下宿学生大募集中。

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