団鬼六 蒼い女

劇場公開日:

解説

富豪の家に嫁いだ若い妻が、その家族の淫らな陰謀にはまり肉体をオモチャにされていく姿を描く。団鬼六の原作の映画化で、脚本は「鏡の中の悦楽」の桂千穂、監督は「5時から9時まで 女新入社員」の藤井克彦、撮影は「くいこみ海女 乱れ貝」の水野尾信正がそれぞれ担当。

1982年製作/68分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1982年8月28日

ストーリー

沙織は大河内不動産の社長の息子、春樹に嫁いだが、退屈な毎日に、社員の津山と関係を結んでしまう。しかし、二人が関係するように仕組んだのは、社長の徳兵衛の企みだった。ある夜、徳兵衛と親しいセックスカウンセラーの久美子の部屋で凄絶なSMショーが繰り広げられていた。出席者は徳兵衛、その妻、菊枝、精神料医の木谷、看護婦ミチなどで、その夜の生贅は沙織である。津山との浮気現場を写真に撮られ、久美子に脅迫されたのだ。沙織はテーブルの上に仰むけに縛られ、生え揃った恥毛を剃られてしまう。次のプレーに移ろうとしたとき、春樹と津山が入ってきた。津山の姿に沙織はホッとするのも束の間、彼は檻に入れられてしまう。次にミチがいたぶられることになった。マゾとして調教されたミチは恥辱に悶え、その光景に、沙織の中に潜む被虐意識が目覚め始めた。徳兵衛たちが食事に出ると、津山は久美子にムリヤリ関係させられていた。そこへ、泥酔の春樹がライフルを持って現れ、元来、ホモだった彼はいきなり津山に襲いかかった。驚いた津山は春樹を殴り倒し、久美子も失神させてしまう。津山は沙織を助けると、二人は体を重ねるのだった。その時、意識を取り戻した春樹は、必死に腰を動かす津山のアナルめがけてライフルの引き金を引いた。恍惚に酔い、喘ぐ沙織は、快感を得るために激しく自分の腰を動かすのだった。

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