グレエ対X

解説

アルフレッド・グラニョンとピエール・モードリュの二人が協力した脚本並びに監督になる探偵映画で、グレエ探偵を主人公とした映画は今迄にもいくつか作られている。グレエ探偵は例によってモーリス・ラグルネで、その他、ジャンヌ・エルブラン、ピエール・ステファン、シャルル・ルモンティエ、シャルロット・リゼエ、ドゥーメル(南仏気質の探偵)、ロジェ・ルグリ(探偵小説愛読者)、及び新人のジャクリーヌ・サン・ピエールとルネ・ピアの二女優が出演している。撮影はビュジャールその他、音楽はジャン・ヤトヴである。

1939年製作/フランス
原題:Grey Contre X

ストーリー

グレエ探偵は数度の功績の後、マルタンという平凡な名の下に南仏に安らかな日を送っている。そこに殺人事件が一度ならず再三突発して、妻をうるさがっていた男、その男の妹、かつて殺人を犯した宿の亭主などいろいろな容疑者が現われるが、マルタンことグレエ探偵は遂いに意外なところから真犯人を発見する。

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