処女地獄

解説

「恐怖の夜」「ユーゲン・オネギン」等同様ドイツ・ベルリーネル映画で、監督は「ユーゲン・オネギン」に主役を勤めたフリードリッヒ・ツェルニック氏である事は「舞姫の危機」と同様である。主役はブランディン・エビンガー嬢、其の他「恐怖の夜」「名誉の負債」等出演のエディット・ザイデル嬢、「鼠」「大猛闘王」等出演のヘルマン・ヴァレンティン氏等が出演して居る。無声。

ドイツ
原題:The Hell of Young Girls

ストーリー

ゾルナイのワンダという女は情人チャールス・ブラウンと或俳優学校の管理を引き受け、実は生徒を利用して莫大な金を得ようと計った。其の犠牲となろうとした女優エレンは恋人に純な情を立てた為彼等の不快を買い遂に貧困の極に陥り、又女優生レナーテも恋人との仲を割かれんとし愛児を彼等の為に絞殺され、あまつさえ其の殺人罪を迄身に被せられ様とした。しかし遂に彼等の罪状は明かとなり刑に処せられた。レナーテは濡れ衣晴れて、怒りに触れて居た恋人の父にも許された。

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