憐みの心

解説

ヤコブ・ワッセルマン氏著『クリスチャン・ワンシャブェ』から想を得て作った人類の慈悲と愛の世界的ドラマと称している。貧民窟の人々や生活を描写し、又資財を棄ててこれを救おうとするクリスチャン、及びルースやクリスチャンの哀れな最後迄を収めて、力強い感銘を与える。ガッド氏の監督は注目に値する。コンラート・ファイト氏とヴェルナー・クラウス氏、エステル・ハーガン嬢の出演。無声。

1921年製作/ドイツ
原題:Misericordia Christian Wahnschaffe

ストーリー

金持のクリスチャンは無意味な生活にあきて、ある日友達と貧困窟を訪れ、ニールスという男に迫害されていたカレンという哀れな娘を救う。貧民窟の天使ルースを見て感激した彼は財産を放擲して貧民窟に入りこの為に尽す。その間にルースはニールスに殺される。しかし、クリスチャンの魂はニールスを悔悟させた。ニールスは悶えて群集に殺され、その上無智な暴民はクリスチャンさえ殺してしまう。

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