激しい女

劇場公開日:

解説

日本では初めてのハンス・ショット・シェビンガーが脚本・監督した作品。撮影はハンス・マトラ、音楽はハンス・ハンマーシュミットが担当した。出演は、ダグマ・ラッサンダー、ヨアヒム・ハンセン、ハンス・フォンボルソディ、ヘルベルト・フックスなど。製作はハラルド・A・ホエレル。

1968年製作/西ドイツ
原題:Andrea
配給:ABC映画
劇場公開日:1969年8月2日

ストーリー

幼い頃母を失ったアンドレア(D・ラッサンダー)は、残された莫大な財産を持って郊外の広い邸にすんでいた。彼女の母は男狂いの果に死んだのだが、アンドレアもその血を濃くひいていた。女中と婚約している馬丁を誘惑し、婚約者トーマスの兄のピーターと関係を結んだ。ある日、町へ出た彼女は、一人の、やくざ男につれこまれ、ベルトでなぐられたが、その快感に、進んでそのやくざ男を抱いた。このままでは生活が破滅すると考えたアンドレアはパリ行きを決心した。そして、知りあい、はじめて本当の愛を感じた脱獄囚フレデリックと新しい生活をはじめようとした。がフレデリックは自分をだまして刑務所に入れた女に復讐し、逮捕された。ショックに気を失ない、目ざめたアンドレアは気が狂っていた。

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